気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたは、自分の中にどんな能力があるのか知っていますか?
え~?
多くの人は、たいしたことがないとか、これくらいかなあ、
と答えるのではないだろうか? しかし、それは本当だろうか?
今日は、自分の能力について考えていく。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11292/
この記事の目次
「あなたが何歳であろうと、どんな環境で育とうと、どんな教育を受けていようと、あなたの中には使われていない能力がたくさん詰まっている」
by ジョージ・レナード(空軍パイロット、教官、合気道講師、編集者)
自分の中にある能力って、どのくらいあるのだろう?
つい、今、自分で気づいているものだけに意識が向かいがちだけれど、
それだけではないはず。
どのように考え、活かしていけばよいのだろうか?
<能力はもとから?>
能力には、遺伝的にもたらされるものがありそうだ。
努力では、埋めようのない差があったりする。
どんな遺伝子を持つかで、能力の違いがうまれたりする。
生を受けてからの環境によって差が生まれたりもする。
お母さんのおなかの中にいるうちから、外からの影響をうけ、
生まれてある程度の時期までに刺激をうけない能力は
不要なものとして、失われてしまったりする。
自分は残念ながら、恵まれていなかった。。。
と思うことがあるかもしれない。
<予め持っているだけでは>
たしかに他人と比べると、残念なことがあるかもしれない。
しかし、元からの素質や環境の優劣があったからといって、
発揮できる能力がその通りになるとは限らない。
どんな技術も世界レベルに達するには、1万時間が必要だと言われる。
単に入口は、器用にこなす人がいるとしても、
1万時間続けようとしたら、「継続する」という能力が求められる。
生まれ持った能力だけでは、「継続する」ことは難しかったりする。
取り組むことが「好き」になるかどうか、「続けよう」とするかどうかが
大きくかかわってくる。
継続することは、生まれ持ったものを凌駕しうる。
<気づいていない能力>
また、あなたは自分のことを、どれだけわかっていると言えるだろうか?
だれかから、指摘してもらって気づくこともある。
新しい出会いがあって、触発されて、初めで気がつくこともある。
時を経て、いろいろな経験をつみ、成長したから初めて気づくこともある。
新たな自分に気がつくということは、
そこには、あなたの気づいていなかった能力も隠れているということ。
<まだまだ隠れた能力が>
そう、あなたにはまだまだ気づいていない能力が、
いっぱい隠れている。
ただ気づいていなくて使っていないものもあれば、
成長することで、開花するものもある。
年齢を重ねて、初めてわかるものだってある。
簡単にできてしまうと、そこに隠れた大切なことが見落とされてしまうが、
出来ないことで、なにが大切かがわかったりもする。
自分の中には、まだまだなにか隠れた能力がある。
そう思うだけでも、なんだか自分のなかに宝箱があるように感じられる。
実際、能力を隠し持っているのだから、人生は楽しい。