気づきの伝道師 藤井一規です。
何か気に障ることがあると、つい大声を出してしまったり、
乱暴なことをしてしまったり。
いわゆる怒ってしまう状態になることがある。
今日は、怒りをコントロールすることについて考えていく。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11436/
この記事の目次
「ぼくも怒るよ。でも、その前に考えるようにしてるんだ」
by オースマン・サンコン(ギニア共和国出身のタレント、著作家、元外交官)
いつも笑顔でいる姿が印象的なオースマン・サンコンさん。
私生活では離婚もあったりと、必ずしもいつも穏やかってわけではないのかもしれない。
しかし、この言葉は考えてみる価値がある。
<アンガーマネジメント>
だれしも、怒りの気持ちを抱くことはある。
その気持ちをそのままストレートに表現してしまうと
トラブルになってしまう可能性も高くなる。
怒りの感情のままに任せていると、
言ってはいけない言葉など、相手を必要以上に傷づけるようなことを
口にしてしまったりもする。
つい怒ってしまう自分を反省したりって人は多い。
そして、アンガーマネジメントなるものが知られるようになってきた。
<怒りとは>
誰にでも、自分が大切にしている思いや願い、信念・価値観がある。
それが傷つけられたり、脅かされたりすることは、とても嫌なことだ。
故に、怒りが湧いてくる。
なのでまず、怒りが湧いてくるということは、
大切なことを大事にしたい。という思いがあるということで、
素敵なことだと知っておきたい。
もちろん、だからといってそのまま怒りを発散してばかりいては、
良好にしておきたい人間関係も保つことが難しくなる。
<ピークは6秒>
知っておきたいのは、怒りが生まれてきたとき、
6秒経てば、そのピークが過ぎ去ってしまうと言われていることだ。
怒りは、ものすごい勢いで湧き上がってくる。
しかし、そのピークはあっという間に過ぎ、落ち着きを取り戻していくものなのだ。
だから、どんなに怒りが湧いてきても、
6秒だけ待てば、過剰な反応を抑えることができ、
事態をややこしくすることを避けることができたりするのだ。
<大切なことに気づく>
もし、怒りが湧いてきたら、
なぜ、怒りが湧いてきたのだろう?
きっとそこには、自分の大切にしている何かがあるはず。
それは何だろう?
そう、自分に問いかけてみてもいい。
怒りは、自分の宝物に気づかせてくれる機会を与えてくれる。
怒りのピークは過ぎていくし、宝物が確認できるって、うれしい^^