気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたは何にどのように感謝しているだろうか?
それをどのように感じたり表現しているだろうか?
今日は、感謝することと、未来を考えることについて考えていく。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/11490/
この記事の目次
「過去に感謝できる人は未来のことを考えることができる。過去に対する感謝もない人は未来を考えることができない」
by 鍵山秀三郎(実業家)
感謝の念を持つことは、成功の鍵だとか、幸せの秘訣だと言われる。
それはいったいどういうことなのか?
しばらく、考えていきたい。
<何を感じ取るか>
うれしく楽しい経験をすると、
周りにも感謝の念を抱きやすくなる。
うまくいっているときは、プラスの感情を抱きやすくなる。
それをもとに、未来にもプラスのイメージを持って
より良くすることを考えられたりする。
しかし、うまくいかなかったり、失敗したり、嫌な体験をした時はどうだろうか?
誰かのせいや環境のせいにしたりして、マイナスの感情をぶつけたり、
自分のせいにして、自分を痛めつけてしまったり。
起きたことを呪ってしまったりする。
<心のどこかで気になる影>
過去になってしまった事実は、もはや変えることはできない。
しかし、その事実がどんな意味を持つのかは、
様々な捉え方ができる。
過去の出来事を忌むべきものとして、
意識しないようにしても、心のどこかで気にしてしまうもの。
この先にも、また起きてしまうのでは?とか、
嫌な影を引きずったままになってしまいがち。
望ましい未来を考えようとしても、
どこかに影を落としてしまう。
<どんな出来事も感謝できる>
どんな失敗の経験も、そこから得られる学びがあるはず。
経験して初めてわかることがある。
どうしてこんな目に遭うのかと、被害者の意識でいることもできる。
しかし、こんな気づきや学びをくれてありがとう。
成長のための試練をくれてありがとう。
人生をドラマチックにしてくれてありがとう。
感謝の意識を持つこともできる。
そこに存在するのにもかかわらず、
見たくないもの、存在しないものとして扱うのには無理がある。
そこにあるのなら、人生の記録として、あなたの人生の博物館に
感謝とともに陳列してしまおう。
きっと、この過去があったからこそ、
こんな成長や改善ができたのだという記録にできるはず。
不安や心配に囲まれていたら、未来を考えることは恐くなる。
しかし、感謝できるものに囲まれていると、
安心して未来について考えることができる。
その出来事、感謝できることは何か?
考えてみる価値はあるのではないだろうか。