気づきの伝道師 藤井一規です。
勝負にこだわる人は多い。
世の中の一流と言われる人たちで、負けてもいいと考えている人はまずいない。
しかし、同時に勝ちさえすればいいのか?という思いを抱く人も多いことだろう。
今日は、勝ち負けをどのように捉えていくかについて考えていく。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11723/
この記事の目次
「勝つことがすべてではないよ。勝つために努力することがすべてなんだ」
by ヴィンセント・トマス・ロンバルディ(米国のアメリカンフットボールコーチ)
勝つ者がいるということは、必ず負ける者がいるということになる。
だから無理に勝たなくても・・・と考える人もいるが、
勝ってこそ意味があると考える人もいるし、
実際勝者が多くを手にすることも事実だ。
どのように考えていけばいいのだろう?
<勝者が多くを得る>
勝者のみが多くを手にする。
これは確かな事実だ。
勝つことによってもたらされる達成感は、
自信にもつながっていく。
また、あらゆるプロスポーツで優勝者が得られる特典と、
2位となった者の手にできるものは大きく差がある。
音楽などのコンクールであっても、
優勝者と、2位以下では全く扱いが違ってくる。
1対1であっても、勝つか、負けるかでは全く違ったりする。
<勝負にこだわるか>
それゆえ、勝ちにこだわり、
なんとかして勝とうとする人がいる。
勝ちさえすれば何だっていい、みたいな人もいて、
ちょっと引いてしまうこともある。
それに勝たなければまったく意味がないとなれば、
勝者になれなかった者は意味がなかった半数は意味がないことになる。
だから、勝たなくってもいいんじゃないか?
そう考える人もいる。
<勝ちとること>
しかし、勝ちたい、という意欲は、
努力しよう、成長しようとする意欲につながっている。
ライバルに勝とうとするから、過去の自分に勝ちたいと思うから
苦しくなっても、もうひと踏ん張りできたりする。
だから勝つことを目標にすることは、
自分の成長や努力を促す大きな助けになる。
チームで活動することならば、
協力し合うこと、信頼し合うことができるようになったりする。
そして、実際に勝つこと、やりきることで、
成長を確認し、自信を手に入れることができる。
<勝ち負けを超えて>
勝った負けたは、結果だ。
ときに偶然で勝敗が分かれることもある。
勝てなかったからといって、人としての存在価値が変わるわけではない。
ただ、勝ちを目指すことで自分の能力を
いかに成長させられるかはとても大切なこと。
そして、やればできる自分、成長できる自分を信じられることは、
人生にとってとても重要。