気づきの伝道師 藤井一規です。
したいこと、しなくてはならないことがあっても
なかなかできないことがある。
どうして?って聞かれたら、
だってね、あれがないから。とか、
けどね、これがあって進められないの。
とか答えている。
今日は、どのように進めていくのか?について考えていく。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/11916/
この記事の目次
「けれどけれどで何もしない。ひとつひとつかたづけていくんだよ」
by 相田みつを(詩人、書家)
やらない理由を並べては、先延ばしにしてしまうことってある。
どのようにしていけば、うまく進めていくことができるのだろうか?
しばらく考えていきたい。
<やらない理由>
「時間がないから」「お金がないから」「準備ができていないから」
やらない理由を見つけようとしたら、いくらでも見つけることができる。
取り組まなければならないとわかっていても、
つい後回しにしてしまったりする。
「時間がないから」と言っている人が、急に時間ができたとしても、
それをするか、と言えば、しなかったりする。
「お金がないから」と言っている人が、お金に余裕ができたとき、
そのためにお金を注ぎ込むか、というと、別のことに使ってしまったりする。
やらない理由は、本当のやらない理由ではないことが多かったりする。
<脳は休みたい>
人は、今が望ましくない状態であっても
今の延長線上にいることを選んでしまうことがある。
今の延長線上なら、それなりに安心ができるからだ。
変化はなんらかの新しい状況を生み出す。
新しい状況とは、想像を超えた出来事の可能性を含んでいる。
想定外のことがやってくれば、頭を忙しくして対応する必要がある。
実は、脳は休むことが大好き。
現状の繰り返し、惰性で進めばいいとわかれば、脳は休むことができる。
「身体さん、おまかせしましたよ。何かあったら教えてね」
と言って、休憩に入ろうとする。
<変化を起こすヒント>
今を変えたいと望むなら、変化を起こすには、
何かを変える必要がある。
そこで、望ましい方向に一歩を踏み出してみる。
あわてて大きく踏み出そうとしたり、
あれも、これもとがんばりすぎると、不安が勝ってしまう。
そこで、一歩だけ、小さく向きだけ変えるくらいで進めてみる。
小さな変化なら、不安も小さい。
まあ、これくらいならOKって思えたりする。
<継続させる>
一旦、向きが変われば、その方向へ進み続けるのは、今の続きになる。
最初は抵抗があっても、ある程度意識して続けていると、次第に慣れていく。
脳も休むことができるようになって、
抵抗はどんどん小さくなっていく。
楽しみや、喜びがあったりすると、
さらにやる気が湧いたりする。
こうして、ひとつずつ始めていく可能性がある。
変えるための小さな行動が積み重なれば、
大きな変化につながっていく。