気づきの伝道師 藤井一規です。
人と逢うことは貴重なもの。
何年たっても記憶に残る大きな出来事だったりする。
実際に逢った時間を大切にし、特別な時間にすることができたら、
人生はより豊かなものになっていくかもしれない。
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この記事の目次
「人間同士は逢ったときが正月だ」
by 山本周五郎(作家「長い坂」より)
お正月は、始まりであり、めでたいこと。
祝宴ともなり、未来の時間を思う時間でもある。
しばらく、この言葉を味わていきたい。
<逢う>
まず、「逢う」という言葉が使われていることに注目したい。
普通の「会う」ではない。「遇う」でも「遭う」でもない。
「逢う」は、ただ単に、顔を合わせる「会う」とは違うニュアンスがある。
「遇う」だと、偶然に出会ったということになる。
「遭う」だと、望ましくない相手とバッタリ!という感覚が湧いてくる。
「逢う」なら、相手が親しい人に限定されてくる。
愛する人や、恋人と会うのは、是非「逢う」を使いたい。
<逢う前から>
親しい人と逢う時間は、大切にしたい。
ときには準備をしておきたいこともある。
部屋を飾り付けたり、どこにいくか計画したり、サプライズを用意したり。
実際に会う前から、わくわくしたり、心躍る時間を持っていられたりする。
初めて会う相手だとしても、
相手のことを想い、準備をしていけば、貴重な出逢いになるかもしれない。
<お正月>
正月は、特別な時間を生み出す。
正月を迎えるかのように、
正月を楽しむかのように、誰かと逢うって素敵かもしれない。
定番のことも取り入れてみたい。
初詣のような儀式的な要素もまた効果があったりする。
普段バラバラな場所にいて、顔を合せることができない家族も、
正月なら実家に集まってきたりする。
そんな特別な時間になるように、誰かと逢う時間を過ごしていけるとしたら、
人生ももっと楽しめるかもしれない。
<より豊かに>
私たちが最も刺激を受けるのは、人からがなんといっても一番。
相手のひととなりに触れ、経験を聞いたり、一緒に楽しんだり。
逢える時間をより豊かに、楽しめるものにするとしたら、
お正月のようにって、考えてみるのは助けになるかもしれない。
どんな方法であっても、心に残る時間を紡ぎだしていけたとしたら、
人生はより豊かなものになっていく。