気づきの伝道師 藤井一規です。
知らず知らずのうちに、取り組む対象によって
持てるチカラを注ぐのに上限を設定していたりします。
全力を注ぐことができることって、なんだろうか?
今日はどんなことなら、全力を発揮できるかについて考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12066/
この記事の目次
「人は心から楽しめるもののみにベストを尽くせると、私は強く信じている。ちっとも楽しくないことに高い能力を発揮するのは至難の業だ」
by ジャック・二クラウス(プロゴルファー)
与えられた仕事にどれほどの力を注ぐだろうか?
まあ、これくらいにしておこうか、という無意識な制限がどこかで働く。
この制限を外すカギは、心から楽しめるかどうかだと、ジャック・二クラウスはいう。
しばらく考えていきたい。
<火事場の馬鹿力>
火事場の馬鹿力という言葉がある。
人は普段、全力を出しても筋力の80%程度しか発揮することができないという。
それは、自分が危機に陥いり、緊急事態になったときや、
自分の愛する誰かを助けようとするときなどに解放され、
想像以上の力を発揮したりする。
いわゆる、火事場の馬鹿力が発揮される。
普段からこのレベルの力を発揮していると、
筋肉自体を損傷する量が多くなってしまったり、
骨などにも悪影響ができることが考えられるからだ。
<取り組みへの抑制>
仕事や、取り組まなくてはならないことに、エネルギーを注ぎ込もうとするとき、
やはり同じように、どれにも全力を注ぎこめるかというと、
やはり無意識のうちにブレーキを掛けてしまっているもの。
では、どんなことであれば、より多くを注ぎ込むことができるのだろうか?
そのカギは、楽しみがあるかどうかではないだろうか?
もちろん、楽しみと言っても、単に笑顔が湧いてくるようなことばかりとは限らない。
<楽しみ>
楽しみには、いろいろなパターンがある。
ストレートに、ニコニコうれしい、楽しい、おもしろい、
というケースも考えられる。
高かったり、困難な目標を達成することで得られる、
達成感、充実感、満足感のようなものも、喜び、ひいては楽しみにつながっていく。
チームの団結や、一体感も楽しみの源になっていく。
<やる気を導く>
私たちは、より多くのエネルギーを注ぎ込もうとするとき、
そこに楽しみが得られるとわかっていれば、
より多くを注ぎ込みやすくなる。
過去に楽しみが得られたという経験が、
次回へのエネルギーの注ぎ込みに影響したりする。
楽しみにつながる仕掛けを設けたり、
楽しみを見つけ出していくことでやる気を導けるなら、
是非、活かしていきたいもの。