気づきの伝道師 藤井一規です。
同じ状況にいたとしても、どんなところに意識を持っていき、
どんな風に取り組んでいくのかによって、人生に大きな違いを生み出すと言われます。
では、どのようにしていけばよいのでしょうか?
今日は、人生をより素晴らしくしていくための原則について考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12138/
「目を星に向け、足を地につけよ」
by セオドア・ルーズベルト(米の第26代米大統領)
目を星に向けると、未来に向かう気持ちが強くなる。
地に足をつけると、実現性が増していく。
それはなぜなのか、もうしばらくこの言葉を味わっていきたい。
<目を向ける場所>
同じ状況にあるときに、どこに目を向けるかで、
大きな違いが生まれてくる。
ある人は、目を足元の泥に向ける。
どんな嫌なことが待っているか、汚れたりするかのほうに意識を向けようとする。
進んでいく先に、障害となるもの、大変なことが待っている。
という意識が先行している。
またある人は、目を星に向ける。
どんな素晴らしいことが待っているか、喜びが待っているかのほうに意識を向けようとする。
進んでいく先に、希望や望ましいもの、うれしいものが待っているだろうか?
という意識が先行していく。
目を向ける場所によって、気づくこと、感じられるものが違ってくるのだ。
<選択可能>
もちろん、目を星だけに向け続けていればよい、というつもりはない。
足元に全く意識を向けずにいたら、つまづいたり、穴に足を取られたりすることもある。
だからといって、足元ばかりに目を向けていては、
恐れる気持ちの方ばかりが先行してしまいがち。
進んでいかなければならない状況なら、目を星に向けることが、
進んでいこうという意欲を引き出すことは覚えておきたい。
また、「できない」理由があるかもしれないと考えると、
うまくいかない理由は、際限なく思いつくことができる。
「できる」という前提で、どのように実現するか?を考えると、
実現の可能性を見つけられたりする。
星を意識するか、泥を意識するか。
それは自分の選択にかかっている。
<足を地につける>
夢ばかりを見て、実現することを怠ってしまうと、
いつまでたっても望むモノを手に入れることはできない。
誰かが連れて行ってくれるのを待っていても、
それはいつになるのかはわからない。
進んでいくためには、地に足をつけ、自分のチカラで
着実に進むことができるようにしておく必要がある。
泥を見続ける必要はないが、足をしっかり地に付けておくことは必要なのだ。
目を星に向けること、足を地につけることは、
人生にとって、大きな価値をもたらしてくれる。
意識しておきたいものだ。