気づきの伝道師 藤井一規です。
人は一人で生きていくことはできないといわれます。
また、人の力だけで生きているわけではなく、
自然の力に生かされているといわれます。
しかし、それをなかなか実感できなかったりもします。
どのように考えていくと、そのありがたさを感じていけるのだろう?
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12171/
「花ひらく天地いっぱいに総がかり」
by 石川 洋(作家、講師)
花がひらく。
それは、咲こうとする自分がいるからだ。
しかし、それだけで咲くことができるのだろうか?
この言葉は天地からのものすごく多くの恵みがあって
初めて花を開くことができると教えてくれている。
もう少し、この言葉を味わっていきたい。
<花開くために>
花を咲かせようとする自分の努力は、
花を咲かせるためには必要なことだ。
しかし、いくら咲かせよう頑張っても、それだけでは咲くことはできない。
なぜなら太陽の恵みも必要だし、雨の恵みも必要。
適度な温度・湿度、芽を出し、育っていくため土台となる大地。
大地の養分、そして養分を育むものたち。
さらには、そもそもこの世に命をもたらしてくれた、前の世代。
・・・
考えていけば、まだまだ。
ものすごく多くの支えがあって初めて、
今、花ひらくことができることがわかる。
まさに、花一輪ひらくために、天地総がかりなのだ。
<私たちもまた>
私たちは、なんとなく自分ひとりでしたいことを
成しているような気持ちになったりする。
インターネットもあるし、誰とも関わらずに生きているように
思うことがあるかもしれない。
しかし、実際にはその仕組みを作った人たちがいてこそ。
さらに、仕組みを支えている人たちがいるからこそできていること。
そもそも、命があることは両親あったればこそだし、
御先祖様が代々いたればこそ。
生まれてからだって、自分ひとりの力だけで成長できた人などいない。
私たちが、何かをできるのも、
実は天地総がかりの支えがあって、初めてできるってこと。
多くの恵み、多くのおかげがあってこそなのだ。
<天地総がかり>
私たちに命があり、生きていけるのは、
天地が総がかりで恵みを与えてくださっているからこそ。
改めてそのことに気づき、ありがたさを感じていきたい。
多くの恩愛をうけていることに気づき、
自分もまた、自分にできることを誰かに与えていくことで、
ありがたさが伝わり、拡がっていく。
どんな成果も、自分ひとりだけで成し遂げることはできない。
たくさんのおかげでできているのであり、
あなたも誰かにとっての恵みの提供者になっていける。
そう、気づいていくと、
何気ない日々にも、多くの恵みを喜びを感じやすくなるかもしれない。