気づきの伝道師 藤井一規です。
自分の心の状態で、自分の周りにあるものの捉え方が変わります。
乱れていると、せっかく素敵なものが目の前にあっても、気づかなかったりします。
反対に、素敵なものに気づくと、心もまた素敵な状態に近づきます。
より望ましい心の状態は、どのようにして手に入れば良いのだろう?
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12183/
この記事の目次
「周りの環境は心の状態によって変わる。心が暗いと何を見ても楽しくない。静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる」
by 空海(真言宗開祖)
落ち込んでしまったときは、自分の感覚の捉え方も落ち込んでしまう。
心が明るいときは、どんなものも明るく捉えられたりする。
自分の心を望ましくするために、この言葉をもう少し味わっていきたい。
<心の状態と感覚>
時間がないと焦ってしまったとき、
落ち着いてみれば、なんてことはないことでも、
捉えることができなかったりする。
今回の旅で、包み紙に包まれたお菓子を頂戴する機会がありました。
包み紙を外さなければ中身は見えない。
どうやら内側には熨斗紙もついている。
何が、いくつ入っているのかわからない。
誰かにおすそ分けするにしても、中身と数は気になるところ。
追加で買う数も変わってくる。
よく見ればラベルがついていて、お菓子の名前がついていたので、
あとは箱の大きさから、中身も数もすぐ分かったはず。
しかし、ああ、わからない!どうしよう?
包み紙を外せないし、わからないよね。。。って思い込んでしまい、
そこにある情報を手に入れることができなかった。
<自分の状態と同じものに反応しやすい>
どこかに必要な情報があるはず。
あとで落ち着いて見直したら、簡単に見つけることができた。
あせってしまったから、あきらめてしまったから、
せっかくの情報を捉え損なってしまっていた。
同じものを前にしていても、
自分の心の状態で、捉え方が違ってくる。
どこかに素晴らしいところがあるはずと、
こころが素晴らしい何かを感じる状態になっていれば、
素晴らしいところに気づくことができる。
暗い状態になっていれば、暗い部分に
明るい状態になっていれば、明るい部分に
可能性を感じていれば、可能性を示している部分に
反応しやすくなっているのだ。
<望む状態にしていく>
心が忙しくなっていると、感じられるものも感じられなくなってしまう。
まずは、今の自分は望ましい状態とは違うなって、気づくことが大切。
そして、気づいて変えたいなら、望む状態に変えていけばよいだけだ。
方法はさまざまあるけれども、ひとつは、望む状態の環境の中に入っていくことだ。
落ち着いた状態が欲しいなら、落ち着いた環境に
刺激を受けたいなら、そういった人の集まるところに
ここにいけば、この人たちに逢えばなど、
望む状態の環境をもっておくことは、きっと役に立つ。
考えておきたいことのひとつだ。