気づきの伝道師 藤井一規です。
自分がどのような人でありたいのか。
なんとなく考えたことがあるかもしれません。
明確にイメージを持っていらっしゃる方もいるかもしれません。
どれだけ、具体的だったり、明確であるかで
結果が違って来ると言われます。
それはどうしてなのでしょうか?
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12207/
この記事の目次
「心の中で素晴らしい考えを育てなさい。なぜなら、自分が考えている以上に、素晴らしい人間にはなれないのだから」
by ベンジャミン・ディズレーリ(英の政治家、小説家)
あなたは、どんな人でありたい?
そう問われたとき、何と答えるだろうか?
答えを改めて考える必要がある人もいるだろうし、
即座に出てくる人もいるだろう。
より具体的にイメージでき、言葉にできる人ほど、
実現に近いのだそう。
もう少しこの言葉を味わっていきたい。
<現実世界と想像世界>
自分の想像できる世界と、自分が実現している世界。
想像の世界では、今実現できていないこと、
思い込みや環境から制限されていることを超えた領域も
思い浮かべることができる。
成長すれば実現できること、
制限を外せたら実現できること、
なんらかの助力があれば実現できること、
それらすべてをイメージすることができる。
<想像体験といえども>
私たちはどのようにして手に入れるか、
という途中経過がなくても、実現した未来を想像することができる。
あなたの理想としている人と同じように考え、
ふるまっている未来の自分をリアルに想像することができる。
そして、その未来の自分になりきっていると、
どんな信念や価値観を大切にしているかを答えることができる。
リアルに想像できているとき、実現しているときと
ほぼ同じ状態を手に入れることができているのだ。
反対に、具体的にリアルにイメージできないものには、そのチカラはない。
考えたことがなければ、なおさらのことだ。
<実際に手に入れる手段は>
理想の自分を想像し、なりきることができるならば、
どのようにしてその自分を手に入れていったのかを語ることができる。
実現性のある手段を、自ら言葉にすることができるってことだ。
え、そんなことあるの?と思うかもしれないが、
成り切っていると、不思議と出てくる。
私たちにはこれまで生きてきて、様々な可能性の存在を知っている。
しかし、ついつい日常の縛りに囚われて、
できない理由のほうに意識が向かいがち。
実現したことを前提にすれば、
どのようにすれば実現できるのかを考えやすくなる。
手段は一つではないので、様々な可能性を追求しておきたい。
<考えを育てよう>
まずは理想の自分、理想の状態を、しっかり考えてみよう、想像してみよう。
心に思い浮かべられないことは、現実感を得ることができない。
素晴らしい考えを育てることは、可能性を拡げてくれるのだ。