気づきの伝道師 藤井一規です。
自分の目指すところをはっきり意識できていますか?
どこを目指すかが明確な人と、そうでない人とでは、
大きな差が生まれると言われます。
そして、ひとつの頂に立つと、その先にある景色が見えてきます。
新たな目指すべき頂がわかるようになるのです。
今日は成長の道について考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12328/
この記事の目次
「大きな山に登ってみると、人はただ、さらに登るべきたくさんの山があることを見出す」
by ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国の政治家、ノーベル平和賞受賞者)
登ってみると見えてくる景色がある。
下から眺める景色と、頂に立って見る景色は全く別物なのだ。
今見えている景色がすべてではないことを知っていれば、
別の視点から見る重要性、特に高いところから見る重要性がわかる。
行ってみないとわからない世界、始めてみないとわからない世界が、そこにはあるのだ。
<始めるときの壁>
私たちは、取り組み始めるときに大きな障害に出会う。
新しいことに取り組むということは、不安を伴うからだ。
いままでの慣れた環境を離れて、進んだことのない、
未知の道を進むことになるからだ。
しかし、道を進んでいけば、新しい景色が見えてくる。
今まで見えていなかった曲がり角の向こう側の景色は、
曲がり角のところに行って初めてわかる。
ものすごく素晴らしい世界があっても、
そこに行かなければ見ることも、知ることもできないのだ。
始めないということは、もったいないことをしていることになる。
<ひとつの頂に立てば>
始めることが出来たなら、ひとつの頂まで登っていきたい。
より高いところにいけば、いままで見えていなかった景色が広がっていることに気がつく。
平地の曲がり角の向こうだけでなく、その先にある曲がり角の向こうにも気づくことができたりする。
また、自分がいた場所がどんなところだったかも教えてくれる。
高いところからの景色は、全く別の視点を与えてくれる。
より広い範囲を俯瞰して眺めることができる。
その世界を生み出した神がいるならば、
その神の目線に近いで感覚で捉えることができたりする。
今まで意識することのできなかった、
新しい世界の存在を知ることができるのだ。
<先を目指そう>
登ってみないことには気づけない世界がある。
ゆっくり準備するのもいいけれど、
まずひとつ、頂に向けて登っていきたい。
すると、新しい世界の存在がわかる。
そしてさらに自分の進みたい頂を見つけて、進んでいきたい。
その頂に立てば、さらにその先の目指す世界に気づくことができる。
不安に負けて、頂に登らずにいるひとと、登っていく人とには、
大きな大きな差ができていくことに、気づいていきたい。