気づきの伝道師 藤井一規です。
私たちは様々な形で気づきを得ることができます。
その中で、一番忘れがちなことが疑問を持つことかもしれません。
疑問を持たなくても、満足してしまうことができるからです。
今日は疑問を持つことについて考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12421/
この記事の目次
「過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである」
by アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)
私たちは、過去を生きなおすというわけにはいかない。
過去からは学びを得て、明日に向けて、今日を生きる。
そのときに、アインシュタインは疑問を持つようにすることを勧めている。
それはなぜなのか?
しばらく考えていきたい。
<気づき、学び、発見>
より望ましい人生を送るうえで、
さまざまな気づき、学び、発見を得ることはとても重要。
自分の過去の経験から得ることもできるし、
誰かから情報を得て、それを自分のモノにすることもできる。
最近は、困ったらgoogle先生に聞きなさい、などと言われたりするように、
知りたいと思う情報のほとんどが、インターネット上にあったりする。
ただ、これらすべてのものは本物か?
というと、そうではないことがある。
<真実かどうか>
たとえば、地球が太陽の周りを回っているという
地動説が登場してきたとき、信じる人はほぼゼロだった。
地球が宇宙の中心だと信じている状態で、
本当にそうだろうか?という疑問を持たなければ、
誤った情報を信じたままになる。
誰かに与えられた情報をそのまま、
何の疑問も持たないで信じるとしたら、
もし相手の情報が間違っていても、
そのまま信じてしまうことになるということだ。
<人に言われるまま>
ところが、誰かに言われたことだけをする、
という人たちは意外に多い。
指示されたことをやったところ、
こんなんじゃダメだ!と言われたりすることがある。
そのとき、え、そんなふうには言われていません。
そんな指示は受けていません。
こんな答えを聞くことは多いし、私自身も言うことがある。
もちろん、単に無茶なことを言われている場合もあるけれど、
ちょっと疑問を持てば、相手が具体的に何を求めているのか確認したり、
より望ましいアプローチがあるのではないかと提案できたりする。
<あなたの価値>
単に言われたことをするだけだとしたら、
あなたでなくても良いってことになる。
自分なりに疑問を持ち、考えるようにすることで、
あなたならではのアイディアが生まれてくる。
あなたが関係することで、あなたならではの価値を付け加えることができる。
当たり前のように毎日していることに、
疑問を持って見直してみると、
より効率をあげられたり、するのを止めてしまって、
別の、より簡単な方法で実施できることに気づいたりする。
<疑問を持とう>
より望ましい人生のために、疑問を持とう。
自分なりの答えを見つけよう。
一度答えたからといって、それが最終結論でなくていい。
新しい事実が見つかれば、答えは変わっていくし、
新たな気づき、学び、発見をすれば、答えは変わっていくはず。
疑問を持ち、答えを見つけ続けることは
人生においての重要な秘訣なのだ。