気づきの伝道師 藤井一規です。
自分の成功体験は自信を与えてくれる。
また、他の人の成功体験は、新たに進もうとするときのよりどころを与えてくれる。
しかし、いつまでもそのやり方が通用するか?というと、そうではないこともある。
今日は成功するための取り組み方について考えていく。
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この記事の目次
「古(いにしえ)をもって今を制する者は、事(こと)の変に達せず」
by 戦国策より
誰しも取り組むことは成功をさせたいもの。
成功させたものを継続させたいと望むなら、継続させるのに成功したいもの。
そのやり方について、この言葉をもとにもう少し考えていく。
<成功事例>
成功体験があれば、その体験を活かした方が効率的だと感じ、また考えるもの。
ベストではないかもしれないけれど、安心して進めることができそう。
自分に成功体験がなくても、誰かの成功事例があれば、
そのとおりにしたら、自分にもできるという気持ちが湧いてきたりする。
確かに、成功するために必要な勘所というものがあって、
成功事例は、それを満たしていたからこそ得られたものだ。
成功事例は活かしていきたいもの。
<必ずしもいつもではない>
ただ、一度成功したからといって、いつまでも通用するか?
というと、そうはいかないケースがある。
たまたま、うまくいっていただけで、
実はとても危険な方法だった、という可能性もある。
たとえば、これ、放っておいたら、まずいかな?
と気づいていても、まあ面倒だからとそのままにしておいた。
自分の知らないところで、誰かほかの人、
親であったり、上司だったり、友達や仲間のだれかが気づいて、
頑張って何とかしてくれたおかげで何とかなったかもしれない。
次に、あ、これまずいかな? でも、面倒。。。
まあ、逃げておいても何とかなるだろう。。。
では次は済まないかもしれない。
<時とともに変化していくもの>
以前は、バッチリ成功すべくして成功していたのだとしても、
全ては時とともに変化していくもの。
状況が変われば、成功するための条件も変化していく。
顧客側の状況が変わるかもしれないし、
社会のルールが変更されるような場合だってある。
成功の方程式だと思っていたことの
前提となる条件が変わってしまう可能性があるのだ。
自分の中の、成功方程式通りにしたとしても、
その方程式が成立するための前提条件から外れていたら、
成り立たなくなってしまう。
<原理原則>
だから、単に過去のやり方を今に使いさえすればよい、
という考え方は危険を伴うかもしれない、と気づいておいたほうがいい。
何を大切にしたいのか、その原点に立って、
今の状況に合ったやり方を取りこんでいきたい。
もちろん、最近の流行だからといって飛びつくのは考えもの、
ということは言うまでもない。
守りたいものと、変えてもよいものとを
区別できるようになったおきたいもの。
【過去のやり方にこだわっていては、対応できないかもしれない】
★何を守っていきたいですか?★