気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたはどんなときに質問をしていますか?
知りたいこと、したいこと、なりたいことがあるけれど、わからないときかもしれません。
こんなふうに新しい情報を手に入れるためにするのもいいけれど、
もっと質問を活かしていっても良いかもしれません。
今日はジェームズ・マイケルズの言葉から、質問することについて考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12671/
この記事の目次
「質問をたくさんすること。
ひとに聞くことなんてないなどと思わないこと。
わかっていると思っていることも疑ってみること」
by ジェームズ・マイケルズ(フォーブス誌 編集者)
私たちは成長の過程で、質問することによって、情報が手に入ることを知る。
不思議で溢れている子ども時代、次々に疑問を投げかけたりする。
しかし、成長とともに、自分の世界が出来上がっていき、質問の数は減っていく傾向にある。
この言葉をきっかけに、質問することについてしばらく考えていく。
<どうして?三昧から、大人に>
子どもがひっきりなしに親に向かって、「どうして・・・なの?」
と聞いている場面に出会うことがある。
親がそれに答えると、次の瞬間、別の「どうして・・・・」が始まって、
親御さんの迷惑そうな顔や、「もういい加減にしなさい」で強制終了なんてことも。。。
(できれば、お子さん自身の考えを聞いてみて欲しいものだが、それは今日は横に置いておく。)
子どもにとって、世界は不思議でいっぱいだ。
そして、大人になっていくと、自分なりの理解をして、納得したり、
まあ、そういうものだ。と、わからないまま扱って、
いちいち突っ込みを入れなくなることが増えていく。
自分なりの世界が確立していっている。
<新しい世界>
自分なりの世界は、自分が経験してきたこと、想像できることからできている。
だから、自分にとって未知の経験をした人からの情報は、新しい刺激を持っている。
特に知りたいこと、したいこと、なりたいことについての情報を得るためには、
積極的に質問しやすいものだし、きっと活用しているのではないだろうか。
また、あなたは他の人と全く同じ経験をすることができない。
たとえ同じ出来事に同席していたとしても、捉え方は人それぞれになっていく。
だから、どんな人にも質問して、聞いてみる価値のあることがあるに違いない。
しかし、きっと同じように捉えていると思い込んでしまい、
質問せずに終わってしまうことも多いかもしれない。
<思い込みの世界>
また、自分なりの世界は、自分が作り上げた思い込みがたっぷりでできている。
なぜなら、自分が教えられてきたこと、体験してきたことから、
覚えたり、見つけたり、感じ取ってきたことが主な柱になっているからだ。
もちろん自分の役に立ったから、大切にしているのだけれど、
中には、過去には役に立ったが、今となっては邪魔になっているものもあったりする。
だから、自分にとっては常識的なことであっても、質問して他の人の意見を聞いてみると、
大いにびっくりしたり、参考になったりすることがある。
わかリ切っていると思うようなことでも質問してみると、
気づきや発見があったりするものなのだ。