気づきの伝道師 藤井一規です。
私たちの感情を動かす源は、想像力にあることが多かったりする。
この先、どんなふうになっていくかをイメージできたとき、
うれしくなったり、ワクワクしたり、不安になったり、恐くなったりする。
今日はナポレオンの言葉から、想像力とそのもたらすものについて考えていきます。
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この記事の目次
「想像力が世界を支配する」
by ナポレオン・ボナパルト(仏の皇帝、政治家、軍人)
私たちには、実際にはまだ起きていないことを想像するチカラがある。
そして、何を想像するかによって、感情が湧き起り、行動にも影響が現れる。
この言葉をきっかけに、想像力の発揮についてしばらく考えていく。
<想像が行動を促すとき>
このままいけば、幸せな未来が待っている。
そんな想像ができているときは、やる気が湧いてくる。
それが具体的で、リアルであればあるほど、意欲が湧いてくる。
多少大変なことでも、面倒なことでも、
やろうという気持ちになっていく。
このままでは、窮地に追い込まれる。
そんな想像が生まれてくると、
何とか逃れようとする気持ちが湧いてくる。
何とかして回避しようという気持ちになり、行動していきやすくなる。
<想像が行動意欲を失わせるとき>
こうなってはもうだめだ。。。そんな想像に囚われたとき、
あきらめの気持ちが湧いてくる。
何をしても無駄なように思えてしまい、
取り組むことができなくなってしまったりする。
また、困難な状況にあって、
そこから抜け出すことができると想像できないとき、
不安に囚われたり、迷いが生じてしまう。
そのまま進めば、抜け出せるはずのことをしていても、
抜け出せると想像できなければ、エネルギーを注ぎ込むことができなくなってしまう。
<潜在意識のチカラ>
想像することによって、感情がうまれてくる。
感情を生み出すものは、潜在意識の扉を叩き、開いていく。
潜在意識は、論理よりも感情とより強く結びついていると言われる。
気づかないうちに、想像は心と身体は大きな影響を与えている。
私たちは、自分の思い込みによって、想像することに制限を加えがち。
制限を取り外して、可能性を追求すれば、
豊かな想像を引き出すことができ、行動する意欲も引き出すことができる。
想像力をうまく使うことで、人生を、ひいては世界も変えていくこともできるのだ。