気づきの伝道師 藤井一規です。
お金持ちになること、名声を得ることは、多くの人が望むことかもしれません。
しかし、実際に手に入れてみると・・・
今日はジョン・レノンの言葉から、真に得たいものについて考えていきます。
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この記事の目次
「ビートルズは、ほしいだけの金を儲け、好きなだけの名声を得て、何も無いことを知った」
by ジョン・レノン(英国のミュージシャン)
欲しいだけお金を手に入れることができ、これ以上ないほどの名声を得たビートルズ。
そのメンバーであったジョンが気づいたものは、なんだったのか。
今日は真に得たいものについて、しばらく考えていく。
<お金>
お金や、名声は多くの人が手に入れることを望むもの。
生活のためのお金に窮しているのであれば、
もっとお金を得たいと考えるもの。
お金がないことで、制限を受けることはとてもたくさんある。
辛い思いをすることもある。
ここでちょっと考えてみる。
使えるお金が際限なくあったら、何に使いたい?
欲しいものを手に入れ、やりたいことをし、自分を磨き・・・
思いつくだけ、書き出してみる。
望みを書き尽くしていくと、お金で即席で手に入るものだけでは、
何か足りないことに気づきはじめたりする。
<名声>
名声を得たい、と願う人も多いかもしれない。
お金の有無にかかわらず、誰かに認められたい、
出来れば多くの人に有名になりたいという気持ちがあったりする。
自分の存在を好意的に認められたい、
という願望の表れのひとつだと考えられる。
自由になるお金が多ければ、その次に得たいものに
なっていたりもする。
望む名声を、欲しいだけ得たときを想像してみる。
自分のことを誰もが好意的に迎えてくれるって、
とても気持ちの良いものかもしれない。
しかし、ふと気づく。
名声があるがゆえに、名声を保とうとすればするほど、
却って自分の自由を奪うものになってしまったりもすることに。
<富や名声の価値>
際限なくお金を持ち、名声を得るたとき、
手に入れた本人にとっては、当たり前のものになっていく。
既に手にしている富や名声では足りない何か、
単純には手に入らないものに意識が向かうことに気がつく。
富や名声よりも、欲しいものがあった。
ジョン・レノンは戦争や飢餓が無くなる世の中を目指そうとした。
お金や名声が要らない、というわけではないが
本当に欲しいものは、違うかもしれなかった。
また、お金や名声が当たり前になると、そこがベースラインになって、
失うことが恐くなったりすることにも気づく。
本当に手に入れたいものは何なのか、
この機会に考えてみたい。