気づきの伝道師 藤井一規です。
何かを成し遂げようとするとき、邪魔しようとする誰かが登場することがあります。
そのなかで、最悪の敵はあなた自身ですよとニーチェは言います。
今日は、乗り越えるべき敵について考えていきます。
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この記事の目次
「あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう」
by フリードリヒ・ニーチェ(独の哲学者、古典文献学者)
あなたの敵は誰だろうか?
目標達成をくじこうとしたり、夢を破ろうとしたり、あなたをがっかりさせたり。
しばらく、考えていきたい。
<最大最悪の相手>
あなたを邪魔しようとする誰かが、あなたの前に立ちふさがろうとすることがある。
それはライバルかもしれないし、あなたに嫉妬している誰かかもしれない。
あなたを批判し、貶めようとする誰かかもしれない。
私たちは、誰かのせいで進む道を邪魔され、
その誰かこそが乗り越える相手だと思ったりする。
しかし、それがどんな強大な相手であっても、
あなたがあきらめない限り、あなたを止めることはできない。
反対に、どんな好条件であっても、
あなたがあきらめて、進むことをやめてしまえば、そのままになってしまう。
乗り越えるべき最大最悪の敵は、自分自身なのだ。
<エコロジカルチェック>
達成しようと心に決めたはずのことがあったのに、
その心をぐらつかせるものが登場したりする。
人は周りの人たちがあなたのことをどう思うかを、完全に無視することは難しい。
周りからの目を意識するとき、自分の意思を貫くことができなくなったりする。
また、数々の誘惑が襲ってくることもある。
ダイエットをしようと心に決めているところに、
簡単には手に入らない、とても美味しそうなケーキがやってきたりする。
そう、目標に向かって進むときには、失うものがあったりする。
それを失っても進むべきかどうか、
あるいは、どのようにすれば保ち続けながら目標に向かって進めるか、
考え直してみたい。
<最後は自分が決める>
どんな妨害や障害があろうとも、最後に決断するのは、自分自身。
あきらめない限りは、進み続けることができる。
達成の方法も一つとは限らない。
いろいろな方法の中から、自分が選択していけばよい。
手に入れたときの喜びや、達成感をリアルに想像できれば、
進もうとするエネルギーが湧いてくる。
自分は、最大最悪の敵でもあるが、最大最善の推進者でもあるのだ。
敵の主張のなかにも大切な意図があり、推進者の主張には意義がある。
双方の主張によく身体と心を傾け、本当に欲しい目標を設定して向かっていけばよい。