気づきの伝道師 藤井一規です。
やる気がでないことってあるもの。
特に難しい課題で、先が見えないとなればなおのこと、のように思えます。
しかしそれは本当なのか?
今日は、セネカの言葉をしばらく味わっていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/12857/
この記事の目次
「難しいからやる気が出ないのではない。やる気がないから難しいのだ」
by ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマ時代の政治家、哲学者、詩人)
やる気が出ることと、出ないこととの違いはどこにあるのだろう?
課題の難易度かというと、違うようだ。
たしかに難しい課題であれば、達成する可能性が少なくなる。
すると、がんばろうという気持ちが湧きにくくなる?
もうしばらくこの言葉を味わっていく。
<本当にやりたいこと>
あなたの本当にやりたいことって何?
もし、それが実現困難なことだったとき、どうするだろう?
ひょっとしたら、どうすれば実現できるかすら、わからないことがあるかもしれない。
そんなとき、あなたは単純にあきらめるだろうか?
きっとどのようにすれば実現できるのか、探そうとするのではないだろうか?
すぐあきらめられるのだとしたら、その程度の思いってことだったりしないだろうか?
本当にやりたいことに対しては、単にこなそうとするという意識とは
違うものがあるのではないだろうか?
<大切に扱ってみる>
どれほど難しいことでも、簡単なことでも、
大切に扱うことを意識してみる。
簡単なことだからと、ルーチンだからと軽く扱ってしまっていると、
それが存在する意味をないがしろにしたり、見誤ってしまうことがある。
簡単なこと、単純なことのなかに、実はものすごく大切なことが含まれていたりする。
大切なことに気づき、守り、育てていくことで、わかることがある。
大切なものを守ろうとするとき、育てようとするとき、
自然に内からエネルギーが湧いてくる。
それがやる気なのかもしれない。
<やる気のあるとき>
大切なものを、大切にしようとするとき、
一致するものが生まれる。響きあうものが生まれる。
それが他人から見て、難しいことを成し遂げるかどうかではなく、
どうにかして達成しようとする気持ちのほうが大切になる。
自分の大切にしたいものに気づき、
大切にしていくことを意識していきたい。
どんな困難なことであっても、そこに自分の大切なものがあれば、
あなたの心に灯っていく。何とかしようとするはず。
そこにこそ、やる気の源泉があったりする。