気づきの伝道師 藤井一規です。
未だ成し遂げられていないことには、
なんらかの困難が伴っていると考えられる。
新たに成し遂げようとするとき、
どんな心構えでいたらより成功することができるだろう?
今日は、ネルソン・マンデラの言葉から考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13028/
この記事の目次
「何事も成功するまでは不可能に思えるものである」
by ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国の政治家、弁護士、ノーベル平和賞)
新たなことに挑戦しようとするとき、
ついどんな困難が待っているか?の方に意識が向かってしまうことがある。
その結果、その困難さに恐れをなして、あきらめてしまったりする。
どのようにしたら、より成し遂げられるようになるのだろう?
<挑戦する意欲>
達成したい!手に入れたい!
そんなやる気や、意欲は成長する為の大きなチカラになる。
しかし、いざ取り組もうとしたとき、そして取り組んでいる最中に
障壁や困難が立ちはだかったりすることがある。
目指す山を定め、頂上を目的地をして進んでいこうとするとき、
遠くから見ていたら、道も続いていて、ただひたすら道をあるいていけば
到達できるように思えている間は、きっと目標は手に入るように思える。
<意欲を削ぐもの>
ところが、あまりにも遠く、高い山を目標に定めたとき
不安に駆られることが起きたりする。
あんなに遠いところまで行けるのだろうか?
目指す道が、倒木や地割れがあって、そのままでは進んでいけないかもしれない。
断崖絶壁を登らなければならなかったり、
急に落石に襲われたりするかもしれない。悪天候に見舞われるかもしれない。
足を踏み外したら、命の危険があるような場所もあるかもしれない。
ときには、たくさんの競争相手を打ち勝たなければ先に進めないかもしれない。
実際にこういった障壁に出会うこともあるし、
起きていないうちから、頭の中で想像して、そんなの無理。。。って考えてしまったりする。
その途端、意欲が削がれていきがち。
<意欲を保つ>
目指すところが、あまりに遠く、高いと感じると、
そんな大変なこと無理って思いがちなもの。
あなたの横にいる初心者がいきなりオリンピックで金メダルをとる!
って宣言するとなると、ちょっと??となるかもしれません。
しかし、どんなに果てしなく遠く、高い目標のように思えても。
そこに至るための中継地点があるはず。
実感の持てる中継点を定めてみると、
あそこまでは行ってみよう。という気持ちが湧きやすくなる。
進もうとする意欲を保つことができれば、
何か障害にぶつかっても、いかにして乗り越えるかに意識を向けることができる。
<想像力の使い方>
私たちには、想像力という素晴らしい能力がある。
この能力は、無限に拡げることができるという特徴がある。
それは、プラスの方向に無限に使うこともできるが、
マイナス方向にも無限に使うことができる。
石が崩れてきたらどうしよう? 突風に襲われたら? もし地震がきたら?
ツキノワグマが襲ってくるかもしれない。。。いや宇宙人が襲ってくるかも。
限りなく想像を膨らませることができる。
情報に基づいた、妥当な予測をしてそれに備えることは重要だけれども、
起きる確率がほとんど無いようなことに意識を向けて、
それじゃあ無理だとあきらめてしまうのはもったいない。
想像力を使うなら、
あの目標に達したら、どんな素敵なことが起こるだろう!!
達成感を手に入れ、自信に満ちた自分。
祝福してくれる人たち。。。
どんな喜びが待っているかに使っていきたいもの。
<偉大な達成者>
南アフリカのアパルトヘイト、人種隔離政策を廃止することに成功したマンデラ大統領。
本人ですら、初めは達成できるとは思っていなかったかもしれない。
だれもが不可能と思っているようなことでも、
あきらめて取り組まずにいたら、永遠に達成することはできない。
ここまでは!と進んでいくと、その先の道が見えてくることもある。
どんなことでも、達成した時点から過去を振り返ってみると、
なるほど、出来るよねって思えるもの。
今この瞬間は不可能に思えても、あきらめる必要はなかったりする。
どうしても手に入れたいものならば、進んでいきたい。