気づきの伝道師 藤井一規です。
良い気分でいられたら、一日が楽しくなります。
気分が乗らなかったり、気分が優れなかったりすれば、
なんだか嫌な一日になっていきます。
今日は、リチャード・カールソンの言葉から、楽しく生きるコツについて考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13059/
この記事の目次
「人は自分が気分に支配されていることに気づかない。だから、突然人生がしんどくなったりするのだ」
by リチャード・カールソン(米の作家・心理療法士・動機づけ講演者)
人生は、気分が支配していると言ったら信じるだろうか?
そんなはずはない! と思うかもしれないが、
もうすこし考えていきたい。
<外が決めるのか>
自分の外側で、素敵なことが起きたから、うれしくなる。
嫌なことが起きたから、落ち込む。
あなたの状態は外で起きたことで左右される。
という考え方がある。
至極もっともなことのように思えるけれども、
自分のコントロールの及ばないところで、
あなたの状態は振り回されることになってしまっている。
本当にそれでよいのだろうか?
目の前で起きていることに振り回されず、
自分の人生は、自分の意思で決めていけないものだろうか?
<なんとなく>
飲みに行ったとき、「とりあえずビール」と頼むのを聞くことがある。
これを「最初はビール」と言い換えてみる。
なんだか、「最初はビール」のほうが、
ビールを飲みたい意欲が強くなる。
ビールを選択するのには、なんらかの理由があるはず。
渇いたのどを一気に潤したい。ビールが好き。すぐに出てくる。。。
ビールを積極的に選択しているにもかかわらず、
「とりあえず」という言葉をつかうことで、
「なんとなく」「流されて」という感覚を付け加えてしまっている。
内から湧き上がってくる気持ちがあるのに
抑えてしまっていたりする。
もし、周りに合わせて「なんとなく」選んだのだとしても、
「最初はビール」と言えば、なんだか気持ちいい。
<内から決めていく>
あなたの好きな場所にゴミが散らかっているとする。
好きな場所にゴミが落ちていて、気分が悪くなった。
という人もいるだろう。これは外があなたの気分を決めている。
好きな場所にゴミが落ちていてたので、拾って捨てたら
スッキリした気分になった。
という人もいるだろう。これは、内から外に働きかけている。
私たちは、自分がどんな状態でありたいか、どんな気分でいたいかを考えて、
行動し、望む状態にしていくことができる。
周りで嫌なことが起こって、嫌な気分になって、自分の人生なんていやモノなんだ。
と考えることもできるが、
望ましい気分でいるために、どうすればよくなっていくかを考え、行動し、
自分の人生を素晴らしいものにしていくこともできるのだ。