気づきの伝道師 藤井一規です。
スッキリした机の上と、雑然とした机の上。
机を前に座っている私の気持ちには、大きな違いが生まれてきます。
スッキリした机だと、不思議とスッキリするし、
集中しやすいように感じられます。
今日は、モノの整理整頓と心の関係について考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13122/
この記事の目次
「家の中を整理することは、自分自身を整理すること」
by マイケル・ジャクソン(米のエンターテイナー、シンガーソングライター、ダンサー)
目の前がスッキリしていると、気持ちもスッキリする。
どうやら、モノの整理整頓と、心とはつながっているようだ。
もう少し考えていきたい。
<雑然とした部屋>
忙しさにかまけて、部屋の中が雑然としていた時期がある。
雑然としていると、することが増えてしまう。
必要なものを探そうとすれば、
そこにあるものをひっくり返さなくてはならなくなる。
多くのものが目に入ると、なんだか落ち着かなくなることにも気がついた。
脳は慣れるが、刺激には反応する。
ふと休憩しようとしたとき、視線の先が雑然としていると、
気持ちが休まらなくなっていることに気がついた。
床にモノが広がり始めると、歩くのにも気を遣うことになる。
なんだか、脳を無駄遣いすることが多くなっていく。
<思い切って>
まずは、テーブルの上を思い切って片づけてみた。
期限の切れた案内チラシ、ゴミなど
簡単に捨てられるものがいっぱい。
取っておこうと思った資料や、楽譜が紛れていたりした。
あとで探そうとしたときに、時間の無駄遣いをするところだ。
使いっぱなしのペンや定規、ホチキスがのこっていた。
飲み終わったコップが放置されていた。
テーブルがきれいだったら、すぐに目についていたかもしれないが、
雑然としていたら、放置してあっても気になっていなかった。
ひととおりテーブルの上がスッキリしてみると、
気持ちもスッキリしていることに気がついた。
<頭の中に置き換えてみる>
頭の中が整理され、片付いた状態を想像してみる。
取り組みたいことだけが、そこにおかれていて、
その他のものは、在るべき場所にしまわれている。
そんな状態であれば、取り組むことだけに集中することは簡単。
もし、あれもこれもと意識の上に置かれていたら、
気になったものに気持ちが奪われたり、振り回されたり、
どれもこれもつまみ食いの状態になって、
どれをどこまでやったのか、一から思い返す羽目になってしまったり。
同時並行で進める能力があればよいが、
ほとんどの場合、ひとつひとつ順番に取り組み、終えていった方が効率的。
<部屋の状態と心の状態>
どうも、部屋の状態によって起こることと、
頭の中の状態に起こることとほとんど同じだ。
そして、知らず知らずのうちに、お互いに影響を与えているようだ。
部屋の状態が心の状態に影響を与え、
また心の状態も、部屋の状態に影響していたりする。
まず、気持ちをスッキリさせるために、
思い切って部屋を片付けてみる。
スッキリした部屋は、気持ちの良いもの。
どこまでスッキリさせるかは、自分で決めたらいい。
試してみる価値はきっとある。