気づきの伝道師 藤井一規です。
困難に出会ったとき、どんな対応をしていますか?
困難なだけに、問題だ、大変だ、困った。。。
という意識で対応しているかもしれません。
しかし、もっと別の対応方法があるかもしれません。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13166/
「笑いとばせるようなことを見つければいいのよ」
by マヤ・アンジェロウ(米の詩人・作家)
困難な状況にあっても、笑い飛ばせるようなことを見つけてみる。
大いに笑ってみると、なんだか気持ちが楽になる。
不思議と元気も生まれてきたりする。
もうすこし、困難にあっても笑っていくことについて考えてみる。
<自滅への道>
どうも本番に弱い。自ら失敗をして、負けてしまうことが多い。
そんな人がいたりするもの。
問題が発生したとき、ああ、大変だ!と焦ってしまい、
ますます大変なことになってしまうことは、誰にでもありうる。
私たちには想像力という素晴らしいチカラがあるが、
プラスにもマイナスにも働かせることができる。
つい、うまくいかなかったときのことを考えたり、
相手のことを、悪意をもっているのではないかと疑ったり、
マイナス方向に使うパターンを発揮してしまったりする。
是非そのパターンは、手放していきたい。
そうではない人でも、困難さが大きいと感じたときには、
意識がマイナス方向に吸い込まれてしまうことがある。
<笑い飛ばしてみる>
マイナスな想像に囚われたとき、
意識がマイナス方向に吸い込まれてしまったとき、
そんなとき、思い切って笑ってみる。
笑い飛ばしてみる。
問題は起きているけれども、最悪な状況と比べてみたら
なんだ、この程度じゃないか!
これくらいのことならあるよね^^
自分の情けなさや、周りが自分のことをバカにしているのではないか?
そんな思いに囚われてしまったら、
一緒になって、自分のことをバカにして笑ってしまってみる。
不思議と心が軽くなる。
笑いが意識を変え、固まった心を緩めてくれる。
<なんとかなる>
一休禅師は、亡くなる直前に弟子に一通の手紙を渡した。
「どうしても困るようなことが起きたら、この手紙を開けなさい」と言い残して。
あるとき困り果てた弟子たちが、この手紙のことを思いだし、開けてみた。
すると、そこに書いてあったのは、
「心配するな、大丈夫、なんとかなる」だった。
弟子たちはあっけにとられ、それまでの張りつめた思いが緩んだことだろう。
やがて笑いが込み上げてきたかもしれない。
気持ちに余裕がある状態の方が、
広い視野で、冷静に判断できるもの。
そのために、笑い飛ばせることをみつけて、
笑い飛ばしていくのは人生の知恵と言えそう。