気づきの伝道師 藤井一規です。
考えて準備することと、考えた準備をもとに行動すること。
どちらもが大切です。
当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、
意外とできていなかったりします。
どういうことなのか、もう少し考えていきます。
<ブログリンク>
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この記事の目次
「じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め」
by ナポレオン・ボナパルト(仏の皇帝、政治家、軍人)
考えることと、行動すること、その両方が大切。
そしてそれぞれの時間は分けたほうが効果的だと言われる。
もうしばらく考えていく。
<考えるだけ>
考えるばかりで行動しなかったら、
大きな変化を得ることはできないだろう。
考えることで想像の世界を楽しむことはできる。
しかし、想像していて得られることと、
実際にやってみて得られることには、天と地ほどの違いがあったりする。
たいして期待していなかったが、
やってみたら想像をはるかに超えて素晴らしかったりする。
ときには、計算上はうまくいくと思えても、
思わぬ逆風が吹いたり、摩擦があったり、妨害が入ったりするもの。
逆に、こんな困難があるんじゃないか?
あんなことが起きるのじゃないか?
不安いっぱいだったけれど、やってみたら
簡単だったりすることもある。
やってみて初めてわかることは山ほどある。
<行動するだけ>
考えずに、どんどん行き当たりばったりが行動していくと、
何らかの成果を得られていくかもしれない。
しかし、予め計画しておけば、同時に解決できたはずのことも
考えずにやったことで、後からやり直しになったりするもの。
準備して予め伝えておけば、協力してもらえたはずなのに、
あとから急にお願いしても、対応してもらえなかったりする。
行動していくことは、重要なことだけれども
予め考えて、準備しておくことも大切なこと。
<考える時間と行動する時間を分ける>
考えることも、行動することも、両方が大切。
しかし、行動する瞬間に考えていると、
行動に迷いが生まれたりする。
向こう岸まで、全力で飛び越えるべく走るのと、
ひょっとしたら飛び越えられないかもしれないと、
不安を抱えながら走るのとでは、結果が大きく違ってくる。
行動した結果をチェックするのは、
区切りまでしっかり行動した後にすればよい。
両方を混ぜてしまうと、却ってうまくいかなくなってしまう。
考えて準備する時間も大切。
そして、行動するときには、迷いを断って行動するほうが、
望ましい結果が得られやすくなる。
もし、うまくいかなかったら、そのときに
もう一度考える時間をもてばいい。