気づきの伝道師 藤井一規です。
いろいろな情報や知識がたくさんあるひとと、ひとつのことを追究している人。
どちらの方がよりメリットがあるだろう?
今日は、あれもこれもか、集中かについて考えていく。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/13225/
この記事の目次
「百のノウハウより一個の本気がものをいう」
by 秋山咲恵(実業家、経営コンサルタント)
雑学知識がもてはやされる時代。
おもわず人に話したくなるようなノウハウを持っていたいと、思っている人も多いかもしれない。
それよりも、一つのことを本気で取り組んだ方がよいというこの言葉。
もう少し考えていく。
<集中か幅広くか>
様々な情報や知識を仕入れて、ちょっと自慢したくなることってあるもの。
それが日常生活に役に立つとなれば、なおのことだろう。
ただ、情報や知識を仕入れて、それを自慢するだけに終わっているとしたら、
もったいないことかもしれない。
注目を浴びたい、認められたいという思いは誰にでもある。
最近はfacebookやインスタグラムで、映えるモノや場所を作り出すことが、
何よりも注目されていたりする。
しかし、写真だけとって捨てられてしまう食べ物とか、
大切な植物たちが、踏み荒らされてしまった、
といった話を聞くと、何かが違っているように思えてくる。
<表面までか内側までか>
情報や知識、ノウハウといったものは、
表面的なもので終わってしまうことができる。
それはそれで、おもしろさがある。
見た目がきっかけになるということが、悪いことではない。
しかし、さらにもう一歩、内側にまで踏み込んでみてはどうだろうか?
伝統や、歴史、背景のあるものを追究してみたりすると、
単なる軽い情報であったものが、多くの人の思いをもった、
重みのあるものだということがわかったりする。
また、知識として知っているだけのものと、
実際にやってみて、得られる感覚とは全く違ったりするもの。
踏み込んでみると、単に表面に現れているものを捉えているときと、
全く違うものがあることに気がつく。
<本気になってみる>
どんなことでも、本気になって取り組んでみると、
想像を超えて、奥深い世界があったりする。
それは、写真を撮るだけのためにするのとは一味も、二味も違うもの。
何か一つでいいから、本気になってみる。
すると、人生を豊かにしてくれる何かに気づくことができたりする。