気づきの伝道師 藤井一規です。
ウソをついてその場をやり過ごす。。。なんてこともあるかもしれません。
しかし、末永く付き合っていこうとすれば、それでは済みません。
ウソをついたり、気の利いたことを言おうとすれば、かえって逆効果になったりします。
どのように話していけば良いのか、しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/13343/
この記事の目次
「ウソをつくな、すぐばれる。気の利いたことを言うな、あとが続かなくなる。そして何より、自分の言葉でしゃべることだ」
by 田中角栄(政治家)
田中氏のスピーチにはとても説得力があった。
人を惹き付ける魅力があった。
その秘訣が示されている。
もうすこし考えていきたい。
<ウソ>
ウソも方便。ときには、ウソをついた方が全体がうまくいく場合もある。
しかし、その場その場で思いつきのウソをついていれば、
そのうちウソだとバレるのは時間の問題。
永い期間になれば、ウソで塗り固めたつもりでも、
いずれ崩壊の危機がやってくるかもしれない。
末永く付き合っていきたい相手ならば、下手なウソはつかない方がマシ。
ひとつのウソを取り繕うには、いくつものウソが必要だったりする。
ウソで身動きができなくなってしまったり、
信用を無くしてしまうことは避けておきたいこと。
<気の利いたこと>
ちょっとくらい、気の利いたことを言ってみたい。
そんな気持ちは誰にでもあるもの。
周りに認められたい、という思いも頭をもたげてきたりする。
普段は使わないような言い回しをしても、丸暗記していっても、
それってどういう意味?って聞かれた瞬間、しどろもどろになってしまったりする。
頭で理解しただけのものと、心と身体の奥底から体験したものは、全く違うもの。
たしかに、気の利いたことが言えるに越したことはないが、
それよりも大切なことがある。
<自分の言葉で>
だから、自分の話をするときには、自分の体験を自分の言葉で話す方がいい。
借り物の言葉では、思いを込めるのはむずかしいかもしれない。
自分の体験なら、あなたの思いも言葉に乗っていき、
より伝わり易いものになっていく。
自分の体験なら、あれこれ準備しなくても、
記憶をたどっていけばいい。臨場感も加えていくことができる。
気持ちものっていきやすい。
聞き手にとっても、共感しやすいものになっていく。
話すことはあなたを伝えていくこと。
自分の体験を、自分の言葉で伝えていきたい。