気づきの伝道師 藤井一規です。
それほど実力差はなかったはずなのに、
いつのまにか大きく差がついてしまっていることがある。
それはどうしてなのか? 自分を高めていくにはどうすればよいのか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13375/
この記事の目次
「微差、僅差の積み重ねが、大差となる」
by 鍵山秀三郎 (実業家)
わずかな違いしかなくとも、その違いも積み重なっていけば、
いつの間にか、大きな差になっていく。
ちりも積もれば山となる。など、同じような言葉も数多くある。
積み重ねることについて、さらに考えていきたい。
<繰り返すと>
人間は忘れるという能力を持っている。
不必要なことは忘れて、脳に余裕を持たせようとする。
平均して20分経過すると、40%は忘れてしまうと言われます。
人間は、体験したことは、一旦、短期記憶の海馬に保存されていきます。
重要だと判断されれば、長期記憶の場所に整理して書き直され、
そうでなければ、そのまま忘れ去られていきます。
長期記憶に遺されるかどうかは、重要性が高いとき。
非常に強いインパクトのあった出来事は、心に残りやすい。
また、繰り返されることは、重要性が高いと判断されやすい。
何か学んだら、すぐに振り返っておく。
積み重ねが効果をあらわすことの一つと言える。
<わずかでも続けると>
ほんのちょっとだからと、やらないでいれば「ゼロ」のまま。
ゼロはいくら足しても増えてはいかない。
しかし、ちょっとであっても積み上げていけば、
やった分だけ増えていきます。
わずかな金額であっても貯金箱にいれていけば、
いつのまにか大きな額になっていたりする。
技術を必要とすることも、
わずかの時間でもやるのと、やらないのとでは
大きな差を生み出したりするもの。
<わずかでも改善すると>
同じことをするのでも、
全く同じようにするだけでなく、1%だけ改善してみる。
1%ならそれほど抵抗もない。
次は、もう1%だけ改善してみる。
その次はさらにもう1%。。。とやっていくと、
70日後には、最初の2倍のことができるようになっている。
わずかだからしなくてもいい、というのではなく、
わずかでもやっておこう、と考えたほうが良いかもしれない。
<習慣化する>
できれば、習慣化するところまでもっていきたい。
やり続けたほうが快感になっていくようにしていけば、
やらないと、なんだか落ち着かないようになっていけば、
さらに続けやすくなっていく。
わずかであっても、続けることはとても大切。