気づきの伝道師 藤井一規です。
私たちは、つい誰かとの勝負のこと、
そして、勝ったか、負けたかを話題にしがち。
しかし、人生でもっと大事なことは、勝ち負けなどではないはず。
しばらく考えていきたい。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13399/
この記事の目次
「大事なのは、誰かに勝つことではない」
by 石川 洋(作家・講師)
メディアでも、私たちの意識でも、勝負事や
勝ったか、負けたかを話題にしがち。
勝負の結果は活かすことができるが、
本当に大切なものは、どこにあるのだろう?
<勝負は相対的>
勝負なると、少なくとも対戦者間での優位差があらわれたりします。
実力レベルとは関係ないところで、
組みしやい相手、というようなものがあるかもしれません。
勝負は、対戦相手との関係で、相対的な結果が明らかになってくる。
もちろん、実力差が大きく違えば、勝負の結果もそのまま
となるかもしれません。
しかし、多くの場合、誰にも得手不得手というものがあり、
どういう組み合わせになるかで、勝負の行方は左右されがちだ。
<勝敗の前に>
オリンピックが2020年、東京にやってくるということもあり、
若手スポーツ選手の育成は盛んに行われている。
そこで多くの注目を集めているのは、考えているか? どうかだ。
ただ、来た球に反応して打つ、というようにしているだけでは、
勝つことは難しい。
どのようにすれば勝つことができるのか?
自分に有利に持っていくためには、何が必要か?
考えて、実践することが大切になってくる。
それでうまくいくこともあれば、いかないこともある。
結果は負けてしまったとしても、考えて、実践できたなら、
OKと捉えていく。
うまくいかなければ、さらに考えて、工夫を加えていける。
与えられたことを、ただやるのではなく、
自分で考え、工夫することが上達、成長のカギとなっている。
<実力を発揮する>
試合とかになると、緊張してしまったり、
ここ一番、ミスをしたら。。。とプレッシャーや不安に捉われて、
身体が固くなってしまうことがある。
そんな場面を乗り越えて、実力を出し切ることができるようになることは、
結果、勝ったかどうかよりも大切だったりする。
集中力が高まったりしたとき、
普段以上のチカラが発揮できたりするもの。
また、もう勝つ見込みはないからと、あきらめてしまったら、
できることもできなくなってしまう。
勝敗よりも、自分のチカラを出すことのほうがずっと大切。
<勝つことも大切>
こう書いてくると、勝たなくてもいい、と思うかもしれない。
しかしやはり、勝ちたい、という思いは大切。
負けた悔しさが成長させてくれたりもする。
より成長するために考え、実践するチカラを積み上げていく。
持てるチカラの全てを出せるようにしていく。
ただ、勝ちさえすればいい、という考えとはちがうのだ。