気づきの伝道師 藤井一規です。
美しいものを見ようとすれば、
美しいものを美しいものとして捉えられるように
心の窓をきれいにしておきたいものです。
心の窓を磨くにはどのようにしていけば良いのでしょう?
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13421/
この記事の目次
「美しい人生を見たいのなら、心の窓をきれいに磨くことだ」
by 齋藤茂太(精神科医、作家)
美しいものにたくさん触れることは、美しいものに影響も受けていく。
しかし、心の窓が汚れていると、捉えたものも汚れたり、
ゆがん受け留めてしまうだりしてしまうもの。
心の窓を磨くことについて、しばらく考えていく。
<旅先で>
旅先では景色の良い場所は、重要な楽しみの一つ。
景色のよいホテルなどに泊まったとしたら、
荷物を置いたらすぐ、窓の外の景色を楽しみたいもの。
そのときに、窓に汚れや手形がついていたりしたら、
せっかくの景色も台無しだ。
窓を開けたらいいじゃない! という理屈では宿泊客は納得しないだろう。
窓の清掃は、基本動作に含まれているそうだ。
同じように、部屋をきれいにしておくことは、
そこで暮らす人の心の美しさに関係してくる。
<清掃の大切さ>
ゴミが全くない場所が、ゴミが山のようになったりするのには時間がかかる。
しかし、ゴミがちょっとだけある状態で放置していると、
あっという間にゴミは山のようになってしまったりする。
ゴミが放置されていると、そこにはごみを捨ててもOKという
印象を与えてしまい、次から次へとゴミが増えていってしまうようだ。
たくさん処分したらと満足せずに、
掃除は、見事にきれいな状態に至るまでやっておく必要がある。
<安全衛生トラブルの少ない職場>
産業安全衛生の統計では、清掃の行き届いている職場では、
業務上災害などのトラブルの発生率が明らかに低いのだそう。
清掃が行き届いているということは、
心にも影響し、ひいては行動にも影響が及ぶということを示している。
<心の窓をスッキリと>
心の窓を磨くには、まず身の回りをきれいにしてみたい。
不要なものは整理し、美しく整頓し、ゴミや汚れを取り除いてみる。
自分で掃除をしていて、びっくりするくらい美しくなっていくと、
自然にうれしくなってきたりする。
不要なものがゴロゴロしていると、
必要なものを見つけ出すのもイライラしたりするし、
気持ちも落ち着かなくなっていく。
居場所がスッキリしていて、どこになにがあるかわかりやすくなっていると、
心もすっきりしてくる。
自然に心の窓もきれいになっていく。