気づきの伝道師 藤井一規です。
なかなかうまくいかないときは、
成功したように、ごまかしてしまいたいと思うかもしれません。
しかし、実力をつけていくためには、ごまかしたままというわけにはいきません。
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この記事の目次
「ごまかして成功するよりも、堂々と失敗するほうがよい」
by ソフォクレス(古代ギリシアの詩人)
堂々と失敗してみる。
それはもちろん、失敗したことを自慢するようなものではない。
ごまかして成功したように装うよりも、
失敗を素直に受け留めた方が良かったりする。
堂々と失敗することについて、しばらく考えていく。
<目先の利益>
私たちは、ついつい目先の利益を求めてしまったりします。
そして、不十分なところには目をつぶったままにし、
実は非常に危うい状態であるのにもかかわらず、
修正を掛けないまま進んでいったりしてしまいがち。
うまくいっていない部分を何とかしようとすれば、
やはり痛みを伴うものだし、
出来れば避けて通りたいと思ってしまう。
<いくら目をつぶりたくとも>
いくら避けて通りたいと思っていても、
重要な部分が欠けているのだとしたら、
いずれは手を付けていかなくてはならない。
砂の上に、城を築いているのだとしたら、
いくら立派に見えても、一旦ことが起きれば
一瞬で崩れ去ってしまうもの。
特に、基礎基本部分に抜けがあるのだとしたら、
早いうちに何とかしてしまったほうが良い。
ごまかし、ごまかし進んで、城を大きくしてしまってからでは、
修繕すると言っても、ますます大規模になり、出来ない状態になってしまう。
<自らやりなおそう>
ごまかしているのだとしたら、特に外部からの指摘を受けるより、
自ら、堂々とやり直していったほうが良い。
ごまかし続けているのを指摘されるのは、
信頼をより深く失うことにつながっていく。
あわよくば、ごまかしつづけようとしていた、と取られてしまうからだ。
自らやり直すのであれば、まだ今後に期待ができる。
未来において何かあっても、また自浄作用が働くことに期待をしてもらえる。
<堂々とやりなおそう>
どこか後ろ暗いまま、背中を丸めてこそこそと進んでいくよりは、
堂々と胸を張って生きていきたいもの。
いつごまかしを指摘されるか、いつかはばれるのではないか、
と怯えて生きていくより、
前を向いて、姿勢よく進んでいきたいものだ。