気づきの伝道師 藤井一規です。
人生を歩んでいれば、困難に出遭うこともある。
困難というと嫌なもの、避けたいものと思うかもしれないが、
そうではないかもしれない。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13535/
この記事の目次
「すべての困難は、あなたへの贈り物を両手に抱えている」
by リチャード・バック(米国の作家)
『かもめのジョナサン』などの著者、リチャード・バックは、
困難はあなたへの贈り物を抱えているという。
どういうことなのか、もうすこし掘り下げていきたい。
<困難に出会うとは>
困難とは「出遭い」たくないかもしれない。
しかし、人は生まれてから困難に「出逢う」ようになっている。
高度に発達することに成功したがゆえに、
時間をかけて成長する必要がある。
生まれたままの状態では、寝返りを打つことさえできない。
たくさんの困難は、成長することで克服することができていく。
というより、成長を促すためにやってきている。
ときには、なんとか回避したり、やり過ごすだけになるかもしれない。
その場合でも、いかに避けるか、安全に生き延びるかを学ぶことができる。
困難に出会うことは、乗り越えられるように成長したり、
生き延びるための知恵を授かったり、
人生を送るうえで重要なことになっている。
<困難は贈り物を携えている>
困難は、出会えば何らかの新しい知恵や、情報を授けてくれる。
そうしてみると、困難とは、なんらかの贈り物を抱えてやってくるもの
と考えることができる。
なにか、大変なことに出遭ったとき、
どうして私ばっかり酷い目に遭うの! とか
不公平だ! とか、なんだツイていないのだろう!
・・・
これまでは、そんな風に考えていたかもしれない。
しかし、この困難は、いったいどんな贈り物を抱えてやってきてくれたのだろう?
私にどんな機会が、ギフトがやってきているのだろう?
そう捉えることができる。
<困難が与えてくれるモノ>
困難は贈り物を携えている。
そう考えると、困難に出遭うのもちょっと楽しみになる。
もちろん、手放しで喜べるようなものばかりではないかもしれない。
しかし、きっとあなただから届けられたもの。
あなたなら活かせるからやってきた。
きっと、何か意味がある。
贈り物の存在に気づき、役に立たせることができたとき、
再び大きな一歩を踏み出していくことができる。
その贈り物は、あなたの一歩は、誰かのために役に立てることもできるかもしれない。