気づきの伝道師 藤井一規です。
お金の貸し借り。
友人との間でのお金の貸し借り避けたほうが良いといわれます。
それは、どうしてなのでしょうか?
もう少し考えていきます。
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この記事の目次
「人に金を貸せば、敵を作ったことになる」
by ユダヤの格言
お金の貸し借りがきっかけで、
大事な友達を失ってしまったという話は、よくあること。
利害を離れたところで結ばれていたはずの関係が、
利害に直結するお金の貸し借りに関わると、
そのままではいられなくなる。
もう少し掘り下げていく。
<身近になった借金>
最近ではクレジットカードという
金銭感覚をなくしやすい道具が身近になったことで、
簡単にある意味での借金ができるようになった。
金融機関もこぞって個人にお金を貸すビジネスを進めている。
借金が身近になったことで、
返せなくなって苦しむ人も増えているという。
そして、だれかにお金を貸してもらおうとする
機会も増えているのだそう。
<お金の貸借>
お金を借りる相手として思い浮かぶのは、
消費者金融、金融機関、昔ながらの質屋。。。
そして、家族、友人といった知り合いだろう。
機関にかかわるものは、最初から割り切った関係の相手だ。
真逆で、切っても切れない関係にある家族は、なにかあっても
関係は続いていく。
しかし、友人となるとちょっと違う。
<友人とのお金の貸借>
親友から頼まれて、お金を貸したとする。
すると、お金を貸しているという意識が付きまとう。
あげてしまったものと割り切るくらいでないと、
うまくいかなくなってしまいがち。
もし、相手が返すそぶりもないのなら、
返してくれと要求しなくてはならなくなったりもする。
それは気持ちの良いものではない。
相手は、あなたにお金を借りている、という引け目を引きずったりもする。
あなたがたびたび請求してくるのが嫌に感じたりもするかもしれない。
そうなれば、どんな親友も次第に疎遠になってしまう。
<親友だからこそ>
親友なのにお金を貸してくれなかった。
という思いを抱く人もいるかもしれないが、
友人関係を大事にするがゆえに、お金の貸借は避けたほうが賢明なのだ。
もちろん、困ったときはお互いさまと、
割り切れるような場合は、違うかもしれない。
返ってこなくてもいい、と思えるのならいいが、
そう割り切れないような場合は、避けたほうがいい。
<価値の優劣>
それは、お金が絡んでくると、友情や人間関係を
お金に換算してしまう意識が芽生えてしまい、
利害を超えた関係のはずが、崩れていってしまうからだ。
だから、与えられる範囲、直接お金とは関係ないところで、
貢献しあえる関係を育て、保っていきたいものだ。