気づきの伝道師 藤井一規です。
悪い予感、そして悪い想像が思い浮かんでしまうことがあります。
悪い想像をすると、心も身体も望ましくない状態にはまってしまいます。
イメージしたことは実現するといわれたりしますが、
どのようにしていくのが望ましいのでしょうか?
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13697/
この記事の目次
「悪い予感で頭の中をいっぱいにしている人は、わざわざカビに肥料を与えるようなものです」
by ジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教者、著述家)
悪い想像はしないほうがいいといわれたりする。
悪い予感もないことにしたほうが良いのだろうか?
もうすこし掘り下げていく。
<想像と現実>
私たちは、現実を神経の刺激から取り込んで、
脳の中で再構成してとらえている。
刺激があって生まれる世界と、想像から始まっている世界との区別を
脳はすることができない。
ということは、望ましい想像をたくさんすると、
それだけ望ましい時間を過ごすことができる。
悪い想像の時間は、悪い事実が起きているのと同様な体験をもたらす。
心も、身体もその影響を受けていく。
だから、できる限り望ましい想像をしていきたいもの。
<悪い予感と良い予感>
予感は、無意識がおしえてくれるもの。
なんとなく、良い予感よりも、悪い予感のほうが多くするような気がしないだろうか?
良い予感の先にあるものは、経験したことがないものだったりする。
そして、無意識の信号を、意識の力で良い想像をしていくようなものとなる。
それで得られるものの多くは、ああ、良かった、ラッキー! というもので、
実現した時の感覚や、感情も爆発するようなものにはならなかったりする。
また、まだ起きていないのに、飛び上がって喜ぶというのも、抵抗のある話かも。
これに対して悪い予感のほうは、過去の自分が体験したり、見聞きして、
無意識の図書館にしまってあったものの中から、
無意識が何かを感じ取って知らせてくるようなもの。
具体的な痛み、苦しみ、悩みが引き出され、
より強い刺激となって思い浮かんできやすい。
こうしたことも、悪い予感のほうがすると思う一因かもしれない。
<悪い予感がしたとき>
では、悪い予感がしたとき、どのような対応を取っていけばよいだろうか?
悪い予感がしても、そんなことは起こるはずがない!
と、なかったような扱いにすればよいのだろうか?
確かにはじめに述べたほうに、悪い想像の時間をたくさんするのはお勧めできない。
では、悪い予感のほうがどうだろう?
悪い予感をなかったことにすればよいのだろうか?
予感は無意識が、何かを感じ取って教えてくれるもの。
それも、あなたに何か重要な意味があるから、メッセージがあるから起きている。
だから、それに起きているのに気づかないふりをするのは、
嫌なんだけれども、実際に起きることを許可しているようなものだ。
予感がしたことそのものは、しっかり受け留めていきたい。
そして、その予感に対して、どうしていくかを決めていきたい。
予感が起きないような条件に変えていくのもいいし、
起きた時に対処できるように準備しておくのもいい。
予感は大切にしながら、それを望ましい方向に変える行動をとっていけばいい。