気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたは何に感謝していますか?
その思いをどんな風に感じ、表しているでしょうか?
感謝する心について、しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13761/
この記事の目次
「『感謝する心』は、人間社会のなかで心穏やかに生きる最高の発明品」
by 斎藤茂太 (精神科医、随筆家)
感謝の気持ちに満たされたとき、
どんなことに気が付きますか?
感謝の心について、しばらく掘り下げていく。
<人は一人では生きられない>
感謝の気持ち。
どんな感謝の心を抱いたことがあるだろうか?
どんな人も、一人だけのチカラで生きてはいけない。
たとえ、無人島に一人きりだとしても、
自然の恵みなくしては生きられない。
この地球環境がなければ、一瞬たりとも生きられない。
また、他の生き物の命をいただかなければ、
生きていくのに必要な食べ物を確保することができない。
そもそも、命を授かるのには
父と母が存在してこそ。
<社会生活なら>
私たちは、社会生活を前提にした身体の作りになっている。
引きこもっている人たちも、何らかの形で社会とのかかわりを持とうとする。
生身の付き合いは苦手かもしれなくても、
まったく孤立してはいられない。
生後6か月の赤ちゃんに、協力し合っている映像を見せると、
うれしそうな表情を見せるという。
反対に、非協力的な場面の映像を見せると
悲しいのか、顔をしかめるのだそう。
どうやら、人間は本能的に協力し合うことの大切さを知っているらしい。
社会生活を送るようにできているのだ。
<感謝と幸福感>
人は、自分の存在が役に立っていると感じたり、
自分のやっていることに意義を感じたりすると、
幸せな感覚を得ることができる。
役に立っている、意義があると感じる証拠の大きなものに、
相手から感謝されることがある。
もちろん、感謝されなければならないというわけではない。
しかし、心からの感謝を得られたとき、
幸福感が生まれやすくなるのは確かだ。
また、感謝の気持ちを抱く側にも、
幸福感が生まれてくる。
感謝の対象が身近にあり、感謝したいことが
周りにあるということは、幸せな状態にあることを
再認識する機会になる。
<感謝しよう>
日常の中で、私たちは、もっともっと感謝してもいいのではないだろうか?
感謝の気持ちを抱き、相手に感謝を表現し、伝えていく。
そんな機会を、そんな時間をたくさん持てれば持てるほど、
幸せが増えていくのではないだろうか。