気づきの伝道師 藤井一規です。
不幸だと感じることってあるかもしれない。
しかし、不幸の中から得られることもあります。
その経験は、幸福になるために必要なことかもしれません。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13799/
この記事の目次
「不幸も何らかの役に立つ」
by フランスのことわざ
人生における経験は、幸福な体験であっても
不幸な体験であっても、必ず財産となっていく。
もう少し掘り下げていく。
<人生塞翁が馬>
幸福、不幸といった状態は常に変わらず存在しているものではなく、
時とともに移り変わって感じられるもの。
素晴らしい体験をして幸福になったとする。
それは素敵なことだけれど、
素晴らしい成功体験がゆえに、油断を招き、
失敗の素になってしまったりする。
成功体験がゆえに、そのときと同じことにこだわってしまい、
時代の変化に取り残されてしまったり、という話はよくある。
逆に、失敗や、不幸な体験があったからこそ、
乗り越えるべき課題が見つかったり、
頑張ろうというエネルギーが生まれてきたりする。
一場面がすべてではなく、
人生においてどうかを考えていけばよい。
<常に幸福はある>
不幸な体験が、人生の幸せにつながっていくとしたら、
不幸だと感じていることも幸福の素になっている。
実際、あなたも過去を振り返ってみれば、
今の自分に役に立っている嫌な出来事があることに気が付くだろう。
ああ、今となってはいい教訓だったな。
と思えることってある。
その瞬間は不幸だと感じていても、どこかに幸福の素がある。
もちろん幸福な時には幸福がそこにある。
だから、常に幸福はあなたとともにある。
<幸不幸の判断>
考えてみれば、もともと何をもって幸せとし、
不幸としているのだろう?
幸福を測る指標は数々ある。
それに基づいて、測ってみてどんな数値がついたとしても、
最後は自分自身が幸不幸を決めている。
幸不幸は、なにかの出来事がないとわからないと
思っているかもしれないけれど、
当たり前だと思っていることのなかに、
実はとてもありがたいことがあったりする。
そう、変化はしていなかったり、何気ないほんの小さなことの中に、
大きな幸せを見つけることもできる。
<どんな体験も役に立つ>
困難を体験すれば、その状況で何とかやっていったり、
困難から立ち直る経験ができる。
その経験は、きっと人生のなんらかの役に立つ。
表面的な幸不幸だけに一喜一憂するばかりではなく、
幸福はしっかり感じ、楽しみ、満喫し、
そこからうまくいくための学びをし、
不幸は不幸でしっかり感じ、そこから学びを得ることができる。
不幸を経験するからこそ、人生に深みがうまれるのかもしれない。
不幸もきっと役に立つ。