気づきの伝道師 藤井一規です。
絶望的な状況に追い込まれると、
もうおしまいだ。。。と思ってしまったりする。
しかし、本当だろうか?
しばらく掘り下げていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13932/
「変わらない状況はない」
by ラージ・パンジャビ(米の医師)
いろいろな人が言っているが、
今日は、西アフリカでアウトブレイクしたエボラ出血熱の終息に
大きな貢献をしたラージ・パンジャビの言葉として取り上げる。
どんな状況も、決して永遠ではない。
どれほど絶望的に思えても、そのまま永遠に続くわけではない。
永遠の状況など存在しない、とわかったとき、
大変な状況の中でも、今までとは違う対応ができるかもしれない。
<困った状況>
誰しも辛い状況、困った状況に直面することがある。
それが大変な状況であればあるほど、
どうしようもない、いかんともし難いもの、
と思ってしまうかもしれない。
もちろん、自分のチカラだけでなんとかできることは
ほとんどないかもしれない。
何とかなることなんて、ほんの一握りしかないかもしれない。
しかし、永遠に続く状況なんてない。
今すぐできることはなくたって、
なんとかしていくために、できることはある。
<すべては変遷する>
祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、 唯春の夜の夢のごとし。
栄華を極めた平家も、落ちぶれていくこととなった。
永遠に同じ状況は続かない。
地球の環境も一定ではない。
変化を実感したことのない、地球上の大陸も
地球の歴史を紐解いていけば、
大移動していたことがわかっている。
磁石のN極は北極を指すが、それは地球のS極が北極にあるから。
この地磁気も、何度も反転してきたことがわかっている。
宇宙で輝き続けるように思える星にも一生があり、
決してとどまってはいない。
<いかに変えていくか>
状況は変わっていく。
だから、都合の良いように変わる日を待てばよい、
という考え方もある。
しかし、変化は自分の望むように起きるとは限らない。
ときには、望まない方向に事態が進んでいくことだってある。
存在する状況に対して、望む方向に進むように
積極的に働きかけていく必要がある。
<あきらめる前に>
大変な状況に巻き込まれてしまったとき、
あきらめてしまうこともできるが、
そのまえに、状況は永遠ではないことを思い出したい。
そして、望む方向に向けて、働きかけることができるのだと
気づいていきたい。
もちろん、簡単にできることばかりではない。
しかし、変化しようとするチカラは必ずどこかにある。
それを望む方向に活かすためのエネルギーに変えていきたい。