気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたは特別なひと。
あなたはこの世界に、ただ一人しかいません。
あなたと同じになることは、誰にもできません。
もう少し考えていきます。
<ブログリンク>
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この記事の目次
「誰も私とまったく同じになれない。時々、私でさえそうすることが難しいのだから」
by タルーラ・バンクヘッド (米の女優)
あなたをコピーしようとしても誰にもできない。
まねて近づくことはできるかもしれないが、
同じになることは不可能だ。
なにができ、何ができないのだろう?
<身体と感情>
人間の身体は、ほぼ共通の構造でできている。
身体は、単に物理的なモノの集まりではなく、
気持ちや感情と密接に関係している。
うれしいときに、笑顔になったり、笑いが出たりといった
身体に起きることは、うれしさを増強していったりする。
特にうれしいことがなくても、うれしいときの身体を模倣すると、
うれしい気持ちが湧いてきたりする。
身体の様子をまねることは、言葉に頼らなくても
何を感じているかを汲み取ることにつながっていく。
<自己認識、信念や価値観>
人が大切にしている信念や価値観、
自分をどんな人だと認識しているかを知ることで、
その人の考え方や行動に近づくことができる。
いくつかの選択肢があったとき、自己認識や
大切にしている信念や価値観と矛盾しているものは選ばれず、
より一致しているものを選択していく。
だから、ある程度は考えることや、
行動することを予測することができる。
誰かになりきってみることで、
意外とその人を模倣することができるもの。
びっくりするほど、自分をまねされたこともある。
<しかしながら>
しかし、やはり、おおよその領域を出ることはできない。
しかも、自己認識や、信念・価値観は
時ともに変化していく可能性のあるもの。
生きていれば、常に何らかの更新がかかり続けている。
と考えたほうがいい。
ときには、価値観がぶつかるような状況になることもある。
自分自身ですら、周りの状況に左右されたりして、
いつも同じ選択をするか、怪しく感じるようなときもある。
<自分だけのもの>
例えば、春といえば?
といって連想されるものを書いていって、
10個書き出したとしたら、
10個一致する人は、世界中探してもおそらくいないだろう。
幸せとは?
と聞かれて答える内容が、似た答えはあったとしても、まったく同じになる人はいない。
それに、どちらの答えも、変化し続ける。
どんな経験をし、そこから何を得てきたかは大きく影響する。
ところが、まったく同じ場所にいて同じイベントを経験をしていても、
何が印象に残るかは、人それぞれ。
人間としての共通点を活用して、
相手のことをある程度推定することはできる。
しかし、その先はその人だけ、あなただけの世界がある。
あなたはやはり、唯一無二、特別な存在なのだ。