気づきの伝道師 藤井一規です。
恥ずかしい、という思いを抱くことってあるかもしれません。
そして、赤面したりします。
これは、人間ならではだといわれます。
赤面する動物、人間について、もう少し考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/13956/
この記事の目次
「人間だけが赤面する動物である。あるいは、そうする必要のある動物である」
by マーク・トウェイン(米国の作家、小説家)
何かをきっかけに、血液が顔の表面に流れ込み、赤面することがある。
恥ずかしさを覚えたり、焦ったり、パニックになったり、
これは誰にも起きる可能性のあること。
<心は耳にもある>
耳へんに、心と書いて、「恥」という。
恥ずかしさを覚えたりしたとき、
顔や、脳に大量の血液が流れ込み、
耳も赤くなり、熱くなることがある。
耳は冷却効果ももつので、冷静になろうとしているかも。
恥ずかしいという反応は、他の人から見ても、
わかりやすく特徴的な反応で、
心は耳にもあるといわれる所以である。
恥ずかしい、何とかしなくちゃ、逃げなくちゃ、
そんな思いをすることがある。
<他の動物は?>
猫などでも、ずっこけたりすると、
なんだか恥ずかしそうな行動を見せることがある。
恥ずかしいという認識は、人間以外でもありそうだ。
しかし、赤面するほどには至らない。
赤面することは、どうも大量の血液を頭部に流すことができるという
人間の特徴を示しているといえる。
また社会生活を送るうえで、他者から見た自分を強く意識できるからでもある。
だから赤面そのものは、人間であることの証明でもある。
<赤面反応をなんとかしたい>
意識的に赤面しようとしてみる。
簡単にできる人はいないだろう。
無意識のうちに起きる心の中の反応を止めることはなかなか難しい。
しかし、赤面しやすい人というひともいて、何とかしたいと思う人も多い。
コントロールは難しいとはいえ、ストレス反応は緩めることができる。
まずは、先にも述べたが、赤面することは悪いことではない。
人間だからこそ、起きることだと知ることもそのひとつだ。
次に、ストレスを感じて固めてしまっている身体を緩めてみる。
緩めて他に血液を流すことで、赤面はおさまっていく。
息を吐いて、力を緩めてみる。特に顔の筋肉を緩めたい。
緩みにくいときは、一旦もっと力を入れてから緩めてみる。
また、肩甲骨を動かすのは効果的。血流も頭から離しやすくなる。
知らないうちに、歯を食いしばっていたりすることもあるので、
歯を離してみる。
<赤面するのは人間らしさ>
人間関係でのストレスの対処の方法は、
大人になっていくうちに、次第に身についていったりする。
大人からすると、赤面している誰かがいたら、
かわいいと思えたりするもの。
赤面するのも人間らしさのひとつとして捉えてみて、
今を受け留め、ゆっくり成長していけばいい。