気づきの伝道師 藤井一規です。
情熱のある人には魅力がある。
どのようにしたら、情熱の人になれるだろうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14061/
この記事の目次
「情熱の人となるには、情熱をこめた行動をせよ」
by フランク・ベドガー (米の元大リーグ野球選手、保険外交員、著述家)
情熱のある人になるには、情熱を込めて行動する。
単純なようだが、重要なこと。
もう少し掘り下げていく。
<情熱の三塁手>
フランク・ベドガーは、5人兄弟の生活のために、
街角で新聞売りなどをしていた。
学歴はなかったが、その後、アメリカ大リーグに入る。
ところが、最初のチームでは闘志が見えない、
やる気がないと判断され、首になっていた。
そこで、彼はカージナルスに入ると、
気迫を前面に出してプレーするようになった。
そして火の玉フランク、気迫の男などと呼ばれ、
エネルギー全開で取り組み、名三塁手とまで呼ばれるまでになった。
しかし、怪我のため、引退を余儀なくされてしまう。
<セールスNo.1>
野球を引退した彼が再び脚光を浴びるのは、
生命保険のセールスで全米ナンバーワンになったからだ。
経験のなかったセールスの世界でも、大成功を収めることができたのだ。
セールスの世界でも情熱的に行動し、
成果をどんどん上げていった。
たしかに、自信や力強さは、説得力を増す効果をもつ。
もちろん、強引なセールスをするというわけではない。
セールスマンとして必要なことを
情熱をもって取り組むことをやり続けた結果、
ナンバーワンのセールスをあげることができたのだ。
フランクの秘密は何だったのか?
<情熱を引き出す>
彼は著書の中で、
30日間、毎朝、床の中で、手を力強く握って、
よし!大いに働くぞ!と数回自分に言い聞かせるとよいと書いている。
確かに、暗示の効果が高いのは、朝起きたときか、寝る前が効果的だといわれる。
完全に覚醒していない状態のほうが、深層に届きやすい。
手を握るなどのアクションは、身体に覚えさせるためにも効果がある。
また、元気よく声に出すのも、聴覚刺激も加わって効果的。
そして、実際、情熱的に行動していく。
定着していけば、自然に情熱の人になっていけるというわけだ。
誰にも熱を込めることのできるモノがある。
熱の入れにくいことであっても、
入れやすいように情熱的になるスイッチを作っていく。
やってみてもよいのでは。