気づきの伝道師 藤井一規です。
人生について考えたり、思い悩むことってあるかもしれない。
しかし、人生はさんざん考えたところにあるだろうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14120/
この記事の目次
「人生とは、人生以外のことを夢中で考えているときにあるんだよ」
by ジョン・レノン (英国のミュージシャン)
人生について考えることがあるかもしれないが、
人生のことを考えているとき、人生を満喫しているとは言えない。
もう少し掘り下げていく。
<何かについて考える>
人間には考えるチカラがある。
これは、特筆すべきことだ。
考えることで、無限の世界を扱うことができる。
鉛筆について考えるとき、
鉛筆というものの中にいる状態ではない。
鉛筆というものを自分の外側に捉えている状態になる。
手に取り、扱える状態にしている。
地球について考えるとき、
地球全体を捉えた状態になっているはず。
自分が地球の一部になりながら考えることはできない。
この世界で一番大きいと思われる宇宙すら、考えるときは扱うことができる。
宇宙について考えるということは、宇宙をそこにあるモノのように
扱っているということになる。
<モノでなくとも>
考えるチカラは、幸せとか、正義とか、
抽象的な概念も扱うことができる。
同様に人生を考えるとしたら、自分は人生というものを
自分から離れたモノとして扱うことになる。
だから、自分の本当の人生ってなんだろう?
って考えているうちは、人生の中に入って楽しんだりすることが
できないってことになる。
人生について考えるのをやめているとき、
人生を全うする可能性が生まれる。
そう、人生を考える以外の何かに夢中になり、
熱中し、燃え上がっているようなときこそ、
人生を満喫できるといえる。
<夢中になれるモノを>
あなたには、夢中になれるものがありますか?
あれば、それを楽しんでいきたい。
もしないのなら、ぜひ見つけていきたい。
どれがいいだろうと、あれこれ考えて躊躇し続けるよりは、
新しい何かにとりあえずチャレンジしてみてはどうだろう?
やってみて初めてわかるおもしろさもあるし、
やっているうちにわかってくる素晴らしさがあったりする。
それになにより、これまで書いてきたように
楽しめるかな?って考えているうちは楽しめないからだ。
どうせなら人生は満喫したいもの。
そのために、夢中になれるなにかをもち、夢中になっていきたい。