気づきの伝道師 藤井一規です。
間違いを犯したくない!と思うかもしれません。
間違うことで失うものがあるからです。
しかし、間違うことを恐れることで、失うものもあります。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14267/
この記事の目次
「われわれが人生において犯す最大の過ちは、間違いを犯しはしないかと絶えず恐れていることである」
by アエルバート・ハバード(米国の作家、アーティスト、哲学者)
間違いを犯さない人なんていない。
間違いをしないようにすることは大事なことだけれど、
間違いを恐れすぎてしまうのも考えもの。
しばらく考えていく。
<間違い>
たしかに、間違いを犯せば失うものがありそうだ。
順調にいけば手にすることができたはずのものが
手に入らなかったりするかもしれない。
間違うことで信頼を失うことになる可能性もある。
あいつはダメだと、思われてしまうかもしれない。
特に、自分の価値が損なわれてしまうかもしれない、
と恐れるとき、身をすくませてしまう可能性が高くなる。
しかし、よく考えてみると、
どれも確定的に失われると決まってはいない。
・・・なるのではないか?
・・・可能性が高くなる。
そう、想像の世界を膨らませていることのほうがはるかに多い。
実際よりも大きな恐れを抱えていることになる。
<間違いを恐れると>
間違いを恐れると起きてしまうのは、
新しいことへのチャレンジをしなくなってしまうことだ。
人生を送るうえで、変化や成長は大切で必要なもの。
それには、なんらかのチャレンジや、責任を持った対応が必要になる。
間違いを恐れるばかりに、行動しなくなってしまうのでは、
その場でとどまることになってしまう。
周りの顔色を窺って、自分らしくあることをあきらめて
しまうようなことになったら、人生もったいない。
<間違わない人なんていない>
それに、間違いを犯さない人なんていない。
特に学びの過程では、間違うことはむしろ効果的な学習になる。
間違って初めてその大切さがわかったりもする。
だから成長した後で、間違うはずのないところで
失敗するのは痛いことだけれど、
環境や条件が違ったり、勘違いしたりするということは
誰にでも起こりうること。
重要なのは、間違ったあとにどうしていくか、のほうだ。
間違うことはやむを得ない。そのうえでどう対処するかが問われている。