気づきの伝道師 藤井一規です。
焦ることってあります。
しかし、焦ったらうまくいくことよりも、
失敗してしまうことのほうが多くなってしまいがちです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14318/
この記事の目次
「焦ることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。焦りは過ちを増し、後悔は新しい後悔を作る」
by ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(独の詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家)
焦りが過ちを、過ちが後悔を、後悔が後悔をうむ。
後悔に囚われると、過去から抜け出せなくなったりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<焦り>
誰しも焦ることってあるかもしれない。
しかし焦ると、失敗することも増えてしまう。
焦ると自分の実力を出すことができなくなったりする。
それは、気持ちや心が充分に活かせる状態になく、
落ち着きだったり、集中力を欠く状態になってしまうからだ。
いつもなら簡単にできるようなことも、
たとえば厳しい時間制限を設けられたり、失敗は許されないと
プレッシャーを与えられるとできなくなってしまう。
集中力を増すために役に立つことも、
焦りに至ってしまうと逆効果になったりする。
<過ちと後悔>
そして、焦りは過ちにつながりやすくなる。
過ちだとわかったとき、後悔につながる方向に
向かってしまう人も多いだろう。
後悔し、反省することは大切なことだけれど、
反省は未来に活かして初めてその意味を高めることができる。
過去に意識を残したまま、後悔し続けていたり、
反省し続けているのだとしたら、考え直したほうが良いかもしれない。
<後悔が後悔を生む>
意識が過去に向かったままになっていると、
今となっては、変えようのないことに対して、
苦しい思いを抱き続けることになる。
心穏やかならぬ状態で生きていると、
焦っているときと同様に、普段ならできるはずのことも
できなくなってしまったりする。
そう、後悔はあらたな過ちの、そして新たな後悔を生み出したりするのだ。
<冷静に判断し、未来に意識を>
起きている事態に焦っている状態は、
役に立たないといってもいい。
まずは、焦る前に何が起きているのか冷静に判断することが必要。
そして、これからどうしていくことがいいのか、未来に意識を向けていきたい。
今を生きること、未来に向かって生きることのほうが
ずっと大切なのだから。