気づきの伝道師 藤井一規です。
誰かのうわさや評判をする人もいます。
何が起きたかについて話す人もいます。
考え方について話すひともいます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14367/
この記事の目次
「賢人は思想を語り、凡人は事象を語り、愚人は人について語る」
by エレノア・ルーズベルト (フランクリン・ルーズベルト大統領夫人・モラリスト・国連人権委員会委員長)
何について語るのか。
どれが良い、悪いというわけではなく、
どのレベルのことを話しているのかについて、
気づいておいたほうが望ましいかもしれない。
もう少し掘り下げていく。
<人の評判>
人はどうしても、関わる人のことが意識される。
だから、あの人ってね。。。この人って、こんな人!
なんて話題になることは多かったりする。
誰かのうわさや、評判について
あれやこれやと、事実の時もあれば、
事実をもとにした想像の話をしてしまいがち。
そんなよもやま話で、時間をつぶしていないだろうか?
誰かの批判をしたからといって、
何も生まれてこなかったりする。
<起きたことについて>
誰が、というのを取り外して、
起きた事実について話すこともあるだろう。
特定の誰か、というわけではなく、
より多数の人を対象にして考えることができる。
人の良し悪しについての議論から離れて、
より望ましいことについて考えることになる。
より大きな対象を含めていられるようになる。
<思想について>
思想というと、堅苦しく思うかもしれない。
もちろん、そういう類のことも含まれるけれど、
どう考えるか、どんな価値観を考えの柱に据えているか、
どんな信念を大切にしているか。
これらを語ることは、個々の事実から離れて、
普遍的なことについて話すことができる。
世界全体を意識することもできたりする。
考え方をいろいろな場面に適用することもできる。
<何を語るか>
誰かの批判や、称賛を意識していると、
その話題に乗ってくる人はたくさんいるかもしれいないが、
狭い世界だけでとらえたものになってしまいがち。
どのように考え、どう取り組むのかを明らかにしておくことは、
単に目の前の事件や、事象だけに終始する人生から抜け、
より広い世界で活躍できる可能性を増してくれる。
賢人レベルの時間も持っていくようにしたいもの。