気づきの伝道師 藤井一規です。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるが、
興味の持てることと、興味の持てないこととでは、
実力の出方も違ったりするもの。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14492/
この記事の目次
「興味の無くなるところ、記憶もまた無くなる」
by ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(独の詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家)
興味のないことにたいしては、記憶力も発揮できなくなる。
なかなか覚えられないから、上達も遅れる。
遅れるから成長もできなくなる。
そんな悪循環になっていたりする。
もう少し掘り下げていく。
<興味>
興味を持てるかどうか?
自分の価値観にフィットするような感覚があるかどうか。
人は、興味を引くことには反応できるが、
興味をひかないことには反応できなくなっていく。
また、重要なことは覚えていられるが、
それほどでもないことは、忘れていくもの。
なんだか、日々漫然と過ごしていってしまっている人も
結構多いものだ。
<生命の効率の産物>
人も生き物である以上、
意識しておいたほうが良いこととがある。
命にかかわるような危険は避ける必要があるし、
快感が得られることには近づいていきたい。
こうしたことに興味が向くようにできている。
そしてそれ以外のことは、
それほどの意識をしなくても、生き残ることができる。
となれば、関心の持てないこと、興味の湧いてこないことは
どうでも良いものとして扱われてしまう。
<継続が生む効果>
特に興味が湧いてこなくても、
続けることによて、できるようになっていくものもある。
友達に連れられてしかたなく始めたが、
いつの間にか面白くなって! という事例はとても多い。
継続していると、いつの間にかできるようになっていたりして、
できるようになると、興味が湧いてきたりする。
記憶しにくいものも、繰り返すことで覚えることができたりする。
<興味を持ってみる>
確かに、直観的に興味の持てることと、持てないことって
結構明確に分かれたりする。
しかし、興味の持てることは増やしていくことができる。
普段何気なく使っているモノにも、
生み出されるまでの苦難のストーリーがあるってわかると、
なんだか親近感を覚えたりする。
どんなことでも、興味をもって取り上げてみる可能性があるってことだ。
漫然と時間を過ごしていくよりは、
興味や好奇心を持ちながら、豊かな記憶を持って生きていきたいもの。