気づきの伝道師 藤井一規です。
この地球に住む私たちは、そうそう地球を
抜け出すってわけにはいきません。
いかに地球を大切にしていくかが問われています。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14563/
この記事の目次
「宇宙船地球号には乗客はいない。我々はすべてクルーである」
by マーシャル・マクルーハン(カナダ出身の英文学者、文明批評家)
宇宙を旅している地球。
しかし、お金を払って、旅行を楽しむ乗客はいなくて、
私たちひとりひとりが、地球を運航していく
乗務員としているという考え方。
もう少し掘り下げていく。
<宇宙船地球号>
奇跡の連続で出来上がった命の星、地球。
広い宇宙には、他にも生命が存在することは間違いないところだろう。
有機物の合成が自然に起きることは、証明されている。
しかし、長い期間安定した状態にいられないと、
生物の進化が進まない。
地球も何度も大きな気候変動などの
大イベントを経験してきた。
それでも、生命が維持され発展できるほどの安定を得られてきた。
<乗客はいない>
ホテルに泊まるお客の気分で、
出したごみを、そのままにしておいたりしたら、
地球を傷めてしまうことになる。
欲しいものの要求だけをして、好き放題しているとしたら
取り返しがつかなくなるかもしれない。
お金を払えば、お客様扱いをされ、
サービスをしてもらえるというわけではない。
思い通りにはならないから、といって
文句を言えば済む、というものでもない。
自分が維持・運営していると思えば、
いかに地球を大切にしていくかに意識が向かう。
<全員が乗組員>
私たちひとりひとりが、宇宙船地球号の乗務員。
いかに安定的に維持していくか。
私たちひとりひとりの意識が問われている。
ともすれば、お金儲けのために環境を汚染したり、
自分たちの主張を通すために、
地球を破壊するための道具をそろえたり、
核のゴミをばらまいたり。
うまく回っている循環を壊してしまったり。
考えてみればかなりおかしなことが行われているかもしれない。
<宇宙船地球号を大切に>
自分たちが乗組員だ、という意識は、
乗っている地球を大切にしようという方向に働いていく。
宇宙船地球号を快適な、持続可能な状態にしていくことは
乗組員としての使命だ。
私たちには、できることがきっとある。