気づきの伝道師 藤井一規です。
驚くようなアイディアに出会うことがあります。
それらは一体どうやって導き出されたのだろう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14616/
この記事の目次
「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」
by デイル・ドーテン(米国の起業家、ビジネスコラムニスト)
すごいアイディアも、これまでに考えられてきたことがベースになっている。
ただ、だれもそこに適用しようと思わなかったことが多い。
もう少し掘り下げていく。
<新しい発想>
誰もが思いつかないようなことを実行する人がいる。
天才と呼ばれるような人たち。
本当に驚くような実績を上げていたりする。
しかし、その発想そのものは、過去をよく調べていくと
どこかで見つかったりする。
その発想を、どこに使ったかが新しいものだったりする。
たしかに、70億を軽く超える人口がいて、
あれこれと考えられていれば、
全く存在しなかった考え方は、ほとんどないのかもしれない。
<どう適用するか>
ただ、今まであった考え方を組み合わせたり、
いままで使ったことのないところに適用したりすると、
全く新しい結果をもたらしてくれたりする。
特許のアイディアも、全くの新規というよりは、
すでにあったアイディアを、これまでに適用したことのない
ところに適用したものだったりする。
あるいは複数のものを組み合わせた、
いわゆる組み合わせ特許になっている。
<自分にもできる>
先人のアイディアを活かせばよいとわかれば、
自分たちにもできる可能性がある。
アントニオ・ガウディは、自然の中にある構造から、
これまでにない建造物を生み出したりしている。
企業は、より高度なものをつくるために、
自然に存在している構造を研究して応用していたりする。
例えば、新幹線はパンタグラフにフクロウの羽の構造をとりいれるなどをしている。
また、コーヒーチケットのように回数券で、お得という方法は
以前からありましたが、
ラーメン店が月極の料金で、お得に食べられる
という方式を始めたというニュースがありました。
ひと月でまとめたら、お得になるという方法は
もともとあるもの。
それをラーメンに適用したというところに新しさがある。
こうした素晴らしい例を参考にすれば、
私たちにもきっとできることがある。