気づきの伝道師 藤井一規です。
競争というと、どんな印象を持つだろうか?
競争にはどんなメリットがあるのだろう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14641/
この記事の目次
「競争は人の優れた特性を見つけ出すための装置である」
by フリードリヒ・ハイエク(オーストリア生まれの経済学者)
競争することによって、人は本気度が上がり、
これまでの成果を上回る結果を出すことができたりする。
もう少し掘り下げていく。
<共にいる人の効果>
人は周りの影響を受けるもの。
一緒にいるひとが、頑張る人なら、
自分も頑張ろう!っていう気持ちになったりする。
反対にサボる人だったりすると、
自分もつい。。。なんてことになりがち。
そう、人は良くも悪くも、一緒にいる人の影響を受ける。
一緒にいる友達は選びなさい、というのは
的を得ていると言える。
また、あることができるとしたら、その実力の絶対評価は難しくても、
比較による相対評価は、簡単にできる。
競い合うことは、結果がわかりやすい機会になっていく。
<競争の効果>
競争すると、本気度が上がる。
普通に取り組むのと、本気で取り組むのとでは、
実力の出方が大きく変わってきたりする。
だから、単に一人で実行するのと、
競争だ!といって誰かと競うのとでは、結果に大きな違いが生まれてくる。
競争だ!といって取り組んだほうが、
より優れた結果になることが多く、
優れた結果が得られると、もっと取り組みたくなったりする。
反対に、うまくいかないと意欲が減ってしまうかもしれないが、
向き、不向きを判断する材料の一つにもなる。
<競争の活用>
競争というと、積極的に受け留められない人もいるかもしれない。
たしかに、なんでも競争すればいい、というものとは違うかもしれない。
しかし、自分の成長の促進のために、
本気度をあげるためのツールとして、
また、自分の特性を見つけていくための機会として
活用していく可能性がある。
意外な長所に気づいたりすることもある。
自分を磨くためのものとして、勝つための工夫をする機会として、
競争を活用することもできる。
競争はすべてではないが、うまく活かすことによって、
自分の特性を見つけたり、限界を引き上げたり、成長を促す機会になっていく。
競争をうまく活用することをもっと考えてみても、よいかもしれない。