気づきの伝道師 藤井一規です。
今まで起きた最悪の事態って、どんな事態ですか?
困難だったこと? 苦しんだこと? 悩んだこと?
でも、そういったことではない。という人がいる。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14666/
この記事の目次
「悪いことが起こるのは、われわれの身にふりかかる最悪の事態ではない。最悪の事態は、『何も起こらないこと』である」
by リチャード・バック(米の作家)
何も起こらない。。。
平穏無事って、いいことのような気がしますよね。
しかし、よく考えてみれば、平穏無事なことが起きているってこと。
もし、本当に何も起きていないとすれば・・・
もう少し掘り下げていく。
<様々なことが起きる>
生きていれば、うれしいことが起きたりすれば、
様々な問題が起きたりもする。
どうしてこんなことが起きるのだろう! 私ばかりがなんで!
そんなことを言ってしまいたい気持ちになることもある。
これでもかと、辛いこと、悲しいことが訪れたりすることも。。。
失意のどん底に突き落とされるようなことが起きることだって
あるかもしれない。
しかし、それらは最悪の事態だろうか?
<相手にされないことの辛さ>
人間の悩みのほとんどは人間関係から起きている、
と言われたりする。
そして、人間関係で最も辛いことは、いじめられたり、虐待されたりすることよりも
無視されることだ、と言われる。
なぜなら、いじめられたりするときには、
自分の存在を曲がりなりにも認めてもらえているからだ。
これに対して、存在を無視されてしまうってことは、
その存在を意識してもらえていないことになってしまう。
<人生から相手にされたい>
そう考えてみると、大変なことが起きるのは、
まだ人生に相手にされているということになる。
もちろん、とてもうれしいことだ、とは言えないけれど、
まだ自分のことを認められている。と捉えることができる。
しかし、もし本当に何事も起きないのだとしたら、
ここにいることの価値も感じられないことになってしまう。
<自ら起こしていこう>
そう、何かが起きているってことは、
ここにいることの価値もあるってこと。
どうせなら、自ら何かを起こしていきたい。
望ましいことになっていくかどうかはわからないけれど、
きっと何かを起こすチカラがある。
最悪の事態を避けるチカラを持っている。