気づきの伝道師 藤井一規です。
感情に振り回されるのもどうかと思うが、
感情表現がない人もつまらない。
感情ってどんなものだろう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14763/
この記事の目次
「人間の感情の四分の三は、子供っぽいものだ。残りの四分の一はもっと子供っぽい」
by ロマン・ロラン(仏の作家・詩人)
もちろん、大人になって初めて味わう感情があるかもしれない。
しかし、感情が一番豊かだった頃って、子供のとき。
全力で笑ったり、泣いたり。
子供のころこそ、感情とともに生きていた時代といえる。
感情について、もう少し掘り下げていく。
<感情を出して快適に>
生まれ出てきて、まず感情をそのまま表現し、
それを受け留めてもらうことから始まる私たち。
おなかが空いたり、おしめが濡れて不快だったり、
遊んでもらってうれしかったり、
感情表現することで、より快適な状況を手に入れてきた。
<成長とともに>
感じたままを表現していた子供も成長していくと、
常に感情を表に出す、というわけでななくなっていく。
その感情表現が、場に合ったものかどうか、
判断をするようになる。
ここは、わがままを言う場面ではないな。とか
やめたいけれど、やり続けよう。と決めたり。
大人な判断をするようになっていく。
<感情の発揮とストレス>
しかし、感情を表現し、発揮すると、
ストレスが解消されていくことがわかっている。
大いに楽しんだり、笑ったり、
大いに泣いたり、怒ったりすることは、ストレス解消の効果があるのだ。
目一杯泣くのも、ストレスホルモンを効果的に排出する手段。
実際、思いっきり泣いたら、すっきりした
という経験をしたことのある人は多いだろう。
<根源にあるもの>
感情は、人としての根源にあるものだ。
いくら論理的に考えて正しい案があっても、
どこかで感情に反したものがあると、完全には賛同できなかったりする。
望ましい感情をくすぐられたり、
避けたい思いから遠ざかることができる案があると、
論理に反していても、無視できないものになっていく。
<うまく付き合おう>
感情を出すのは子供っぽい、と言われたり、そう思うかもしれない。
しかし、人としての根幹にあるものとして、
うまく付き合っていきたい。
ときには感情を大いに表に出し、
発散させることも必要だったりする。
感情にうまく働きかけながら
やる気をもらたしてみるのもいい。