気づきの伝道師 藤井一規です。
新しいことに出会ったとき、
まず試してからと行動する人もいます。
反対に試してみる前に、疑いをもち、
あれこれとうまくいかない場合の想像をする人がいます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15086/
この記事の目次
「未だ試みずして、先ず疑うものは、勇者ではない」
by 福沢諭吉(武士、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者)
可能性を広げようと新たなものと出会ったとき、
まず試そうとする人もいる。
まず疑う人もいる。
安全は確保したいものだが、疑ってばかりいると
新しいものを手に入れることは難しくなってしまう。
もう少し掘り下げていく。
<疑えばきりはなし>
新たな可能性を、チャンスを求めたとき、
これはいいかもしれない!
というものに出会うことがある。
そのとき、素直にやり始めることのできる人もいる。
あれこれとうまくいかないような条件を想像し、
まずその答えを得てからと考える人もいる。
人の想像力は無限といってもいいので、
疑いの気持ちを持ちはじめたら、際限がなくなってしまう。
<やってみてわかる>
実際、効果があるかどうかは、
やってみなければわからない。
しかし、疑いを晴らしてからと考えていたら、
試すのはいつになるのやら。
おまけに、うまくいかないのではないか?
と考ながら取り組んでいたら、
集中力も欠いたままになったりする。
集中して、一生懸命やればうまくいったのに、
中途半端になってしまったら、うまくいくものもいかなくなってしまいがち。
まずやってみて、それから
次のことを考えてもよいかもしれない。
<勇気のありか>
もちろん、明らかに危険だったりするのであれば、
確認する必要はある。
勇気と無謀とは違うもの。
勇気は危険性を把握したうえで、超えていこうとするもの。
といって石橋を叩いて調べているうちに、
肝心の石橋を壊してしまうようなマネはさけておきたいし、
調べるのに大量の時間を注ぎ込むのはナンセンスだ。
<思い通りにいかなくて当たり前>
やってみよう。
この世の中、自分の思い通りにいかないことは
むしろ当たり前。
少しでも望むことに近づけるのなら、
それは大きな前進だ。
新しい可能性を発見できるなら、すごい進歩だ。
疑うばかりで始めないのはもったいない。
考えているだけよりも、やってみると
新たに気づくこともきっとある。